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クローズアップインタビュー

クローズアップインタビューVol.41 :ヘルシーな「文化の橋渡し」を目指して 加藤夏希さん

クローズアップインタビューVol.41 : ヘルシーな「文化の橋渡し」を目指して 加藤夏希さん

2014年6月6日にメディアを通してご結婚を報告されたばかり、幸せオーラ満点の加藤夏希さん。そのご活動はファッションモデルから女優活動に声優活動などと幅広いもの。今回は『アメリカン・ナッツ・カフェ』トークステージへのご登場にちなみ、10代からスタートした多彩なキャリアのなかで編み出された「食」や「健康」、そして「美容」にまつわる極意をお聞きしました。


ナッツはヘルシーな現代人の味方

myfood:本日7月22日はその語呂合わせもあり、1996年に日本ナッツ協会が制定した「ナッツの日」。このナッツ、の語からずばり我々がイメージしたのが、夏希さんでした。とてもチャーミングなお名前ですから、ナッツ、ナッツちゃん、なんて呼ばれたご経験はありませんか?

夏希:母だけからはナッツと呼ばれていましたね。お友だちからはなっちゃん、と呼ばれることが多いんですけれども。

myfood:お母様だけに許された、特別な呼び方なんですね。せっかくの機会をいただきましたので、我々も親しみを込めて、夏希さんのことをナッツさん、と思い描かせていただきます(笑)。さて、そんな「ナッツ」について、夏希さんがイメージされるものとはなんでしょうか?

加藤夏希さん夏希:わたしが子どもの頃こそ「お父さんのおつまみ」という印象が強かったのですけれど、ここ数年でずいぶん明るく前向きなイメージに変わりましたよね。具体的には女子会のお供に選ばれやすくなりましたし、女性の美容と健康を助けてくれるので積極的に摂ったほうがいい......そんな印象へと変わってきたなと感じます。ファッション誌の世界でも、ダイエット特集、美容特集などに多く取り上げられるようになりましたし。


myfood:おっしゃる通り、近年では健康志向の方々からナッツの持つ豊富な栄養に注目が集まっているようです。では、夏希さんご自身は、どのような場面でナッツを取り入れられているのでしょうか?

夏希:日常のなかでは朝食の場面が一番多いですね。コーンフレークにドライフルーツと一緒に混ぜていただいたり。あとはお出しする食事に少し添えるだけでおしゃれなアクセントになりますし、なにより料理上手に見えるところがありがたいんです(笑)。見た目も栄養もそして扱いやすさにも優れた食材は、キッチンに立つ者にとってなかなか便利なものなんです。


身体の欲するものが健康を作る

myfood:ご新婚生活では、どんな食卓を目指されているのでしょう。

夏希:夫とともに、まず大切にしているのが自炊です。結婚してからは「将来のための食事を摂ろう」と考えています。作るメニューも、「自分の身体が欲するもの」。身体が自然に求めるものこそ健康を支えてくれるはず、と思っています。

myfood:米どころの秋田県から東京中心のご生活に変わられて、食生活も変化されたのではないでしょうか。

加藤夏希さん夏希:実家が農業を営んでいるので、故郷では畑で採れたものをよく食べていました。上京してからはたまにカボチャが送られてきて喜んだりはするものの、基本的にはスーパーなどに並ぶ多彩な食材に触れるようになりましたね。バリエーションが増えたと思います。あとは、同じ食材でも産地や品種によって味が違う、ということの実感です。たとえば故郷ではあきたこまちを食べていたんですが、上京後はさまざまな種類に挑戦していて、選択肢をいろいろ持つのも楽しいことだな、って思うようになりました。

myfood:海外産の食材に触れる機会も増えてきたのではないですか?

夏希:増えましたね。特にお肉などは、海外産の値ごろなものを選んだり。毎日のことですから、安全であることはもちろんのこと、値ごろ感もとっても大事になってきたんです(笑)。それに、国産だけではまかなえない新しい食材に出会うことで、レシピ自体も膨らみますしね。


「伝われば、いいんだよ!」

myfood:現代人の食生活では、産地選びやレシピ、ダイエット法などもアメリカ流を取り入れることが増えてきましたよね。夏希さんご自身が、ご生活のなかで「アメリカ!」を感じる場面はありますか?

夏希:ファッション誌の撮影や、「ハワイアン・メイ!」というホノルルのファッションショーに出演しているご縁もあって、ハワイ雑貨の亀モチーフが大好きなんです。おうちのいろんな場所に、亀さんがひょっこりいます。残念ながらプライベートで行ったことがないんですが、ハネムーンは絶対ハワイ! と決めています。ニューヨークやロスなどにも行っていますし、アメリカは、好きな国です。

myfood:本イベントはアメリカ大使館が主催しておりますので嬉しい限りです。夏希さんは過去にNHK教育で英会話番組のレギュラーを務められたり、ラジオの英単語番組に出演されていますよね。

夏希:はい、楽しく取り組ませていただきました。たとえば『100語でスタート!英会話』(NHK教育/2003年)は、イギリス人とアメリカ人の二人の先生から英語を教わるというもの。1日1単語を覚えるだけでも英会話ってできるんだよ、ということを伝える番組でした。

myfood:「仕事として英語に取り組む」ということは、夏希さんにとってどんな経験でしたか?

加藤夏希さん夏希:これは日本人特有の感覚だと思うんですけども、最初はとにかく外国風の表現やリアクションを真似することが恥ずかしくって(笑)。ネイティブな発音ひとつ真似するのも、とっても勇気が必要でしたね......。単語を覚えたり、話す内容を理解することはできたとしても、表現をするということが一番難しくて。でもある日、先生から自信たっぷりに言われたんです。「伝わればいいんだよ!」って。感動しつつも、あれ、これは語学番組なのにそんなことをハッキリ言ってしまって大丈夫なのかな、って思った記憶がありますね(笑)。この先生の一言があまりにも強く印象的だったので、「伝わる」英会話さえできれば日常は大丈夫なんだな、って嬉しくなったし、安心しましたね。


1プレイヤーだからこそ「文化の橋渡し」を目指して

myfood:熱意さえ伝えれば、外国語でもコミュニケーションはできるんだ、という実感につながる経験だったのですね。そんな夏希さんは、これまでモデルや女優のみならず、趣味にもつながる、声優のお仕事にも取り組まれています。昨今の日本ではゲームやアニメといったコンテンツの海外進出も促進されていますので、夏希さんのご活躍の場もグローバルに広がっていくのではないでしょうか。

加藤夏希さん夏希:わたしはそもそも、アニメやゲームといったコンテンツの「1プレイヤー」だったんですね。日本ではそれらは長いことサブカルチャー......つまりメインカルチャーではないもの、として扱われてきましたよね。けれど最近ではそれらが海外で人気を得るようになってきました。日本人の多くが自国のコンテンツを良く知らないまま、海外のファンから「日本のこのゲームが凄いんだ!」と逆に教えられるような現象が起きてきたと実感します。さらに深い話をしますと、日本のアニメ/ゲームファンの好む作品と、海外のファンの好む作品が違うのならば、それらを別々に開発することも大事だと考えます。わたしはこれから、もっともっと日本のアニメやゲームなどの文化が世界に広まればいいと思いますし、そのために自分ができる橋渡しがあるのならばやってみたい、と考えています。

myfood:ご自身がプレイヤーであるからこその実感と、熱意を受け取りました。夏希さんが「文化の橋渡し役」としてご活躍される場面は、今後さらに増えていくかもしれませんね。



加藤夏希さん【プロフィール】
加藤夏希(かとうなつき)
1985年7月26日生まれ。秋田県出身。10代の頃からファッションモデル、女優、声優などと精力的に活動し、主に女性層からファッションアイコンとしても人気を博す。女優としての主な出演作は『花より男子2(リターンズ)』(TBS/2007年)、『もやしもん』(フジテレビ/2010年)、『パラダイス・キス』(ワーナーブラザーズ/2011年)など。本年2014年6月に結婚を報告したばかり。



【関連サイト】
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