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クローズアップインタビュー

クローズアップインタビューVol.30 パン職人がすすめる「普段使い」のアメリカ産チーズ! 田澤弥生さん

クローズアップインタビューVol.30 パン職人がすすめる「普段使い」のアメリカ産チーズ! 田澤弥生さん

授賞式全景クローズアップインタビュー第30回目のゲストは田澤弥生さんです。10月に開催された『アメリカ産チーズ・アイデアメニューコンテスト』の料理部門大賞を受賞した田澤さんに、アメリカ産チーズの魅力をたっぷり語っていただきました。



授賞式田澤挨拶myfood:アメリカ産チーズ・アイデアメニューコンテストはピザ部門、ハンバーガー・サンドイッチ部門、料理部門とあって、田澤さんは料理部門の大賞を受賞されたんですね。おめでとうございます。

田澤:ありがとうございます。まさかこんなことになるなんて、私が一番驚いています(笑)。

ゴンザルベス博士myfood:田澤さんの受賞作『3ジャックのお好みチーズ』を先ほど試食させていただきました。コルビージャック、モントレージャック、ペッパージャックという3種類のチーズがそれぞれ一口サイズのお好み焼き風になっていて、具材はキャベツとチーズのみ。とってもシンプルなのに、とっても味わいが深いんです。美味しくて、いつまでも飽きない味ですね。

田澤:アメリカ産チーズはどれも味がしっかりしています。それだけで食べても美味しいなと感じるくらい。だからメニューを考えるときは、できるだけチーズの味が強調できるシンプルなレシピにしようと考えました。でもチーズだけを強調するとくどくなるから、食材の味もしっかりさせる必要があります。キャベツだと焼くことで少し甘味が出るし、食感もいいですよね。それにアメリカ産チーズは後味が食材を邪魔しないので、キャベツのシンプルな甘味も生きると思ったんです。

myfood:このメニュー、余ったベーコンやサラミをトッピングしても美味しそうですね。

田澤弥生さん田澤:レシピを見ただけで「ああ、これなら作ってみようかな」っていうとっつきやすいメニューにしたかったんです。だからそういうアレンジは大歓迎。いろんな美味しさができると思いますよ。

myfood:受賞作にたどり着くまで、何種類くらいのメニューを試されたんですか?

田澤:5~6種類ですね。ジャガイモとニンニクのグラタンとか、トマトとシソとアメリカ産チーズを鳥肉で挟んで焼いたりしてみました。あとオニギリの中に入れてみたんですが、これはかなり美味しかったです(笑)。アメリカ産チーズってとても溶けやすいんです。だからご飯の熱でもトロっとなって、とくにコルビージャックだと濃い色合いのコントラストが見た目にも美味しそうです。いくつかのサラダにも試してみましたが、色のアクセントも良くなるし味も美味しくなりますね。

myfood:田澤さんは普段、文京区のパン屋さん『マールツァイト』のパン職人でらっしゃいますね。お店でもアメリカ産チーズは使っているんですか?

田澤弥生さん田澤:それが、うちは店長がシュバリエでして、これはフランスでチーズの普及に貢献した人へ与えられる称号なんです。だからというか、店では普段フランスのチーズを使っています。

myfood:そうなんですか!?
では今回、アメリカ産チーズのアイデアメニューを考案するにあたって、フランス産チーズとの違いもいろいろわかったのではありませんか?

田澤:たぶんアメリカ産チーズは水分量が多いみたいですね。だから融点が低いのかな。とにかく溶け広がりが凄いんです。再加熱してもすぐに柔らかくなるから驚きました。一度加熱して溶けたフランス産チーズは冷めて固まると、もう再加熱してもあんまり柔らかくならないことが多いんです。その点でアメリカ産チーズは消費者にとってとても使いやすい食材ですよね。ご家庭で料理に使うとき『チーズだから』ってあんまり考えなくていいところがアメリカ産チーズの魅力だと思います。どんどん手軽に使っちゃっていいチーズですね。

myfood:では今後、田澤さんのお店でもアメリカ産チーズが使われるかも?

田澤:じつは今回の『3ジャックのお好みチーズ』を少しパン屋さん風にアレンジして、来週からしばらくお店で販売してみるんです。その売れ行き次第ですね(笑)。


【関連サイト】
アメリカ乳製品輸出協会