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クローズアップインタビュー

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

クローズアップインタビュー第18回目のゲストはルース駐日米国大使の奥様、スージー・ルース夫人。今年、日本でのサンクスギビングデーを初めて祝われるルース家のサンクスギビングディナーについて伺ってきました。

myfood:本日はお時間をお取りいただき、ありがとうございます。よろしくおねがいいたします。

スージー夫人:こちらこそ、よろしくおねがいします。

myfood:今月はサンクスギビングデーですが、アメリカではクリスマス同様に大切な祝日としてみなさん、お祝いをされますが、サンクスギビングの伝統的なお料理について教えていただけますか?

スージー夫人:喜んで!ジョン(ジョン・ルース米国大使のこと)も私もカリフォルニアとノースダコタというアメリカでも有数の農業の盛んな州の出身なので、子供の頃からアメリカの農産物を使った美味しいサンクスギビング料理を楽しんできたんですよ。

myfood:そうでらっしゃるんですね!ルース家ではどのような過ごし方をされるんですか?

スージー夫人:一般的にサンクスギビングにはアメリカ人は家族が日常の忙しさから少し離れ、伝統的な料理を囲んで集まり、楽しく過ごす祝日です。ただ我が家ではテレビでフットボール観戦をするのも好きなんですよ。

myfood:楽しそうですね。因みに伝統的なお料理にはどういったものがあるのでしょうか?またルース家ならではのお料理はありますか?

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

スージー夫人:我が家のサンクスギビング・ディナーではまず伝統的なコーンブレッドスタッフィングのターキーを用意します。グレイビーソースとクランベリーソースを添えて。それにベイクド・スイートポテトも定番ですね。あとはその時々によって前菜にカニまたはシュリンプ・カクテルを食べることもあります。それからもちろんデザートもいただきますよ!今年はピーカン&パンプキン・パイを用意する予定です。

myfood:美味しそうですね。今年は日本でサンクスギビングをお祝いされるわけですが、アメリカの食材は使われる予定ですか?また使われる場合に、それらは日本でも手に入るものでしょうか?

スージー夫人:はい、たくさん使いますよ。しかもラッキーなことに私のサンクスギビング料理に使う食材はそのほとんどが日本のスーパーマーケットで買えるものばかりなのよ。メインに使うターキーはローファットだからヘルシーな上に高たんぱくなので素晴らしい食材なんです。日本ではまだまだポピュラーではないようですがぜひ、みなさんに食べて貰いたい食材です。それから我が家ではターキーを焼くときはカリフォルニア産オリーブオイルをターキーの表面に塗りつけてから焼きます。ちょうど良い焼き色がつくのよ。

myfood:本当に美味しそうです!ターキーは他にも何かおススメの調理法はありますか?

スージー夫人:そうですねぇ...アメリカではターキーは色々な調理法があるんですね。伝統的な調理法はオーブンで焼くスタイルなんですけど、最近では油で揚げる調理法も人気ですね。

myfood:油で揚げたターキーですか!面白いですね。

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

スージー夫人:でしょう?それからターキーの焼き色の付け方は家によって様々です。みんな美味しそうな焼き色を付けるのにいろいろと工夫しているんです。例えば、ターキーをオーブンにいれてから最初の数分間は高温で表面をカリカリにするというやり方もありますし、南部ではコカコーラなどの濃い色のソーダをターキーに塗って焼くやり方をしているお宅もありますね。

myfood:サンクスギビングのターキーと一口にいってもいろいろなターキーがあるんですね。

スージー夫人:そうなんです。サンクスギビングというとあまりにターキーが有名なので、サンクスギビングデーのことを「ターキーデー」なんて一般的に呼ぶくらい。

myfood:ターキーデー(笑)ところでターキーの調理法が多々あるということは付け合わせの組み合わせもいろいろとあると思うのですが、ターキーと一緒に出す料理や食材にはどのようなものがありますか?

スージー夫人:我が家ではターキーと一緒に、ターキーの中に詰めたスタッフィングや、それから別に焼いたスタッフィングを出すのがみんな、好きですね。私のターキースタッフィングレシピにはセロリが入るんですよ。味に深みがでるし、少しシャキシャキとした歯ざわりも加わるので。そうそう、セロリといえばアメリカではそのほとんどがジョンの出身地であるカリフォルニアで生産されているのよ。

myfood:あぁ、そうですね!よく召し上がるんですか?

スージー夫人:はい。セロリはビタミンCが豊富なのでとても体にいいですし、アメリカのお母さんたちはよくヘルシーで簡単なおやつとしてセロリにピーナッツバターを塗って子供たちに与えるのよ!

myfood:ピーナッツも栄養満点ですし、いいおやつですね。ところでサンクスギビングのお料理にはクランベリーソースもよく使われるとか?先ほど、お宅でも使われるとおっしゃっていらっしゃいましたが・・・

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

スージー夫人:クランベリーはサンクスギビングの時期がちょうど旬なんです。ですからターキーやスタッフィングと一緒に食べるソースとしてが最もよく知られていますが、実は他の料理にもよく合うんですよ。

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

それからクランベリーの収穫方法はとても面白いんですよ。クランベリーは湿地帯のそばに低木として群生するので、収穫の際にはクランベリーの低木よりも15センチから20センチくらい上まで水を入れて実を浮かせて収穫するの。

myfood:面白いですね。それに赤い実が水に浮いているところを想像するととてもキレイでかわいいです。

スージー夫人:クランベリーソースの素晴らしいところの一つはその美しい赤い色でサンクスギビング料理を彩れるところね。

myfood:なるほど!ところで今年はルース・ファミリーのサンクスギビングを私たちもテレビで体験できるとか! これはどういった内容なのですか?

クローズアップインタビューVol.18 スージー・ルース米国大使夫人に聞くサンクスギビングデー

スージー夫人:そうなんです。今回、ジョンと私は「大使館の食卓」というテレビの人気番組で我が家のサンクスギビングをお披露目することにしたんです。11月半ばにBSフジで放映されます。

myfood:それは素晴らしいですね!今から番組がとても楽しみです。今日はお話いただきありがとうございました。

スージー夫人:こちらこそ。



myfood:ここで読者のみなさまにお知らせがあります。今回、myfoodの読者向けにテレビで紹介されるレシピをスージー夫人からいただきました。レシピは最初のテレビ番組が放映された後、11月14日に「オススメレシピ」でご紹介する予定ですのでみなさま、こちらも楽しみにしていてくださいね。