アラスカ産カニ類
(Alaskan crabs (King, Snow, Dungeness))
アラスカ州の推し進める持続可能な漁業管理の厳格な方針のもと、毎年あらかじめ割り当てられた漁獲枠、加工枠が指定された漁獲シーズン中に消化される。漁獲から水揚げ、加工に至るまで24〜48時間以内に行われており、蟹は市場価値を最大限に高めるため、活きたまま生冷凍、ボイル冷凍され、殻の中には身がぎっしり詰まってサイズも大きい。資源保護の観点から、アラスカではメスのカニは一切禁漁となっており、捕獲用のカゴにかかったらただちに海に戻されている。
![]() | アラスカ州(ベーリング海域、アラスカ湾) |
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![]() | たんぱく質、ミネラル、キトサン、アスタキサンチン |
![]() | 抗酸化作用、脂肪吸収抑制(キトサン)、コレステロール低下(キトサン)、免疫力アップ(キトサン) |
![]() | そのまま解凍して溶かしバター、ポン酢、味ぽんなどにつけて食べる。蟹しゃぶや鍋に入れてもよいが、身の風味は落ちてしまうので、殻のついたまま軽くソテーしたり魚のグリルでホイル焼きするほうがおすすめ。 |
![]() | タラバ:10月から11月にかけて漁が行われる、ズワイガニ:1月から3月にかけて漁が行われる、旬は共に冬場。 |
![]() | 無し |
![]() | アラスカシーフードマーケティング協会 |
![]() | アラスカ産のタラバ、ズワイガニの7〜8割近くは日本向けに輸出されている。アメリカでも近年人気が高まっているが、市場の9割を占めているのは実はロシア産。日本でも長い間ロシア産の安価な製品がシェアの7割近くを占めてきたが、水産資源管理がしっかりしていて品質もサイズも安定しているアラスカ産の人気は今後さらに高まる見通し。 |