アーモンド
(Almond)
アーモンドはバラ科サクラ属に属する植物。堅い殻に覆われた果実の真ん中の部分が可食部です。カリフォルニアでは、30種類以上ものアーモンドの品種が生産されていますが、形・味ともに粒ぞろいの「ノンパレル」と呼ばれる品種がカリフォルニア産の50%以上を占め、日本にも最も多く輸入されています。アーモンドは、ホール、スライス、ダイス、パウダー、ペーストなど、他のナッツに比べて形状のバリエーションが豊富なため、お菓子やパン、お総菜など、様々な食品に利用されています。また、食物繊維、ミネラル類、オレイン酸、ポリフェノールなど10種類以上の豊富な栄養素がぎっしり詰まったアーモンドは「天然のサプリメント」と呼ばれ、数々の研究結果からその健康効果が証明されています。
![]() | カリフォルニア州 セントラルバレー地区 |
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![]() | たんぱく質、脂質(オレイン酸など)、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、銅、リン、鉄、ナトリウム、ビタミンA、B1、B2、E、葉酸、ナイアシン、ポリフェノール(カテキンやフラボノイドなど) |
![]() | 抗酸化作用、生活習慣病対策、アンチエイジング、コレステロール抑制効果、糖尿病予防、心臓病予防、整腸作用、ウェイトコントロール効果 |
![]() | そのまま食べてもカリっと香ばしくておいしいアーモンドは、ホール、スライス、ダイス、パウダー、ペーストなど、様々な形状に加工されているので、お料理への活用も自由自在。サラダやヨーグルトにトッピングしたり、スープやドリンクに混ぜたりといった超簡単レシピから、フライの衣として使ったり、パスタや炒め物の具材としてなど、メインディッシュを引き立てる食材としても活躍します。さらに、リッチなコクと香ばしい香り、そして楽しい食感もアーモンドならではの特長。和・洋・中問わず、どんな調理方法にも使えるアイテムです。特に、あっさりした和食には程よいコクを与えてくれるので、実は好相性の組み合わせです。 |
![]() | 収穫時期は8月中旬〜10月。流通は通年。 |
![]() | アーモンドホール(粒)、アーモンドスライス、アーモンドスリバード(細い棒状のもの)、アーモンドダイス(細かいサイコロ状のもの)、アーモンドパウダー、アーモンドオイル、アーモンドペースト |
![]() | カリフォルニア・アーモンド協会 |
![]() | 商品はブルーダイヤモンド・アーモンド・グロワーズが主に取り扱っています。 旧約聖書にも登場する、長い歴史を持ったアーモンド 1世紀頃のギリシャの植物図鑑には、すでにアーモンドの薬効に関する記述があるほど、長い歴史を持った食物です。その起源は西アジアと言われ、ローマ時代にはシルクロードを通って地中海、やがてヨーロッパ全域に広まりました。その後、修道士らとともに大西洋を渡り、18世紀にはスペイン人の宣教師によってカリフォルニアに入ってきました。 今も昔も、幸せのシンボル 古代ローマでは、出産を願うおまじないとして新婚夫婦にアーモンドシャワーを浴びせたと伝えられています。また、フランスでは、アーモンドクリームがたっぷり詰まった伝統的な焼菓子“ガレット・デ・ロワ(王様のお菓子)”を、一年の幸運を祈って新年に食べる習慣があります。しかも、ホールのなかに一粒だけ忍ばせたアーモンドが当たった人は、その日一日王様や王女様になって祝福を受けることができるのだそうです。アーモンドのハッピーパワーにあやかって、健康と美容、さらに幸運を手にいれたいものですね! 1月23日はアーモンドの日。「1日23粒」をスローガンにアーモンドによるヘルシー&ビューティを推進しています。 |