はちみつ
(Varietal Honey)
アメリカには300種類以上の蜂蜜があり、ミツバチが訪れる花によって、それぞれの風味と色が異なっています。ミツバチが同じ種類の花から花蜜を集めると、バライエタル・ハニー(単一蜜源蜂蜜)ができます。養蜂家達は、戦略的に一つの果樹園か一種類の花の近くに巣箱を置いて、ミツバチが単一品種蜂蜜を集めるのを手伝い、そして注意深く監視します。果糖、ブドウ糖の割合と、アミノ酸と有機酸の量と種類は、蜜源植物によって異なり、それが蜂蜜の風味を決定します。
![]() | カリフォルニア州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ミシガン州、フロリダ州、テキサス州など |
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![]() | ナトリウム、糖分、たんぱく質、ビタミンB1、C、B6、リボフラビン、ナイアシン、パントテン酸 |
![]() | 抗菌作用、抗酸化作用、疲労回復 |
![]() | フルーツ&フローラル系はちみつ(アルファルファ、クローバー、オレンジブロッサムなど)は、ドレッシング、マリネ、ソース、キャンディに最適。冷たいドリンク、紅茶、フルーツを使った焼き菓子にも。ハーブ系はちみつ(アボガド、セージなど)は、鶏肉、魚に最適。また、牛肉・豚肉などの艶出しに。加熱調理しないドレッシング、ソース、甘さを抑えたデザートにも。褐色系はちみつ(ブルーベリー、そばなど)は、匂いの津用意チーズ、パンケーキ、アイスクリームに最適。濃厚な味の焼き菓子、クッキー、パイにブランシュガーの代わりとしても。 |
![]() | 特になし(年間通して) |
![]() | ミード(蜂蜜酒) |
![]() | 米国蜂蜜協会 |
![]() | 天然の最初の甘味料として知られている蜂蜜は、健康向上のための自然な方法として見直されています。蜂蜜の甘さと風味はいつの時代も大切にされてきましたが、その治療的・医学的用途も何世紀にもわたって重宝されてきました。古代ローマの物理学者は患者を寝付かせるために蜂蜜を使用しました。古代ギリシャの物理学者、ヒポクラテスは蜂蜜のもつ治癒力を称賛し、皮膚疾患、潰瘍、痛みといった症状に、蜂蜜を使った多くの治療法を考え出しました。古代エジプト人は、白内障、深手の傷、切り傷、火傷を治療するために蜂蜜を使用しました。 第一次世界大戦中、ドイツ人の医者は戦場に残った負傷兵の外科的治療に、肝油を混ぜた蜂蜜を使用してました。長い間、オペラ歌手は舞台に立つ前に、即効性のエネルギー源として、また喉を滑らかにするために蜂蜜を用いていました。 |