Home> 特集記事> myfood アメリカの旅 2009.09

TITLE:ペンシルベニア

STITLE:ペンシルベニア

IMG:ペンシルベニア

今月ご紹介するのはペンシルべニア州フィラデルフィア。「兄弟愛」というギリシャ語を以て命名された街です。あのロッキーの舞台になったことで有名な東海岸に位置する都市です。最近ではファッショニスタ達から絶大な人気をはくした「イン・ハー・シューズ」の舞台にもなりました(因みにフィラデルフィアは靴とお洋服についてはセールスタックスがかかりません)。

フィラデルフィアはアメリカ建国の歴史でも大切な意味を持ち、独立戦争の中心となった地としても有名です。世界遺産にもなっている独立記念館がフィラデルフィアにあることからもどれだけ建国において重要な地だったか解りますね。せっかくなのでアメリカ建国の空気に浸りたい場合は独立記念館も位置するインディペンデンス国立歴史公園内にあるさまざまな施設を訪れたり、ライツ・オブ・リバティ・ショーに参加してみてください。面白いところではアメリカで最初に星条旗を縫ったといわれるベッツィ・ロスの家も一般公開されてます。またペンシルべニア大学、ドレクセル大学、テンプル大学などの名門校やフィラデルフィア美術館(ロッキーがかけあがったことで有名になったロッキー・ステップはこの美術館にあります)、バーンズコレクションで有名なバーンズ財団、全米五大オーケストラの一つであるフィラデルフィア管弦楽団があるなど、文化的にも豊かな地としても有名。これからの季節、芸術の秋を堪能するには絶好のシチュエーションです。

そんなフィラデルフィアの食文化といえばなんといってもデザート作りにはかかせないフィラデルフィアクリームチーズ。チーズケーキ作りには欠かせないアイテムですよね。因みにフィラデルフィアとチーズといえばもう一つ、忘れてはならないのがチーズステーキ。「えっ?焼きチーズ?」と一瞬思ってしまう名前ですが、これはホットドックのような感じの食べ物で、ホットドック用のパンに焼いた薄切りの牛肉、炒めたたまねぎをはさんで溶かしたチーズをかけたとてもアメリカらしいサンドイッチです。クリームチーズ同様、「フィリー(フィラデルフィアの愛称)チーズステーキ」といって全米で愛される一品です。因みに元祖のお店でチーズステーキが食べたい方はパッツ・キング・オブ・ステークス(Pat's King of Steaks)へ。ビル・クリントン元大統領も訪れたという老舗です。またフィラデルフィアの名物で日本でも有名なものというとプレッツェルがあります。元々はパンとしてドイツで生まれたものですが、スナックタイプのものはアメリカオリジナル。映画やスポーツ鑑賞などではポップコーンと同じくらい欠かせないアイテムです。テイストも基本の塩あじだけでなく、チョコレートがかけてあるものやキャラメル味、ハニーマスタード味などバラエティ豊か。大きさもミニサイズから大人の顔くらいの大きさがあるものまでお店によって個性があります。日本でもフィラデルフィアと同じペンシルべニア州ハノーバーにある全米最大のプレッツェルメーカー、スナイダーズの商品が輸入されています。今年のFOODEXに出展していた同州モンゴベリーのAsher's chocolateからもいろんな種類のプレッツェルが発売されているのでこちらもお勧めです。

そして食文化とフィラデルフィアといえばアメリカでも名門といわれるファミリーを多く輩出している土地柄もあり、ナンバーワンレストランシティと呼ばれるほど、素晴らしいレストランが数多くあることで有名です。全米で14しかない5つ星レストランの一つでもあるフレンチのル・ベック・ファンや建国の祖も食事したといわれるシティ・タバーン。こちらは1774年創業の居酒屋さんを政府が買い上げて改装したという誕生ストーリーが話のタネとしても面白いお店です。フュージョンを食べたい場合はインディペンデンス公園を眺めながらの食事ができるブッダカンへ。ここはとても人気のあるレストランなので日本からいく場合は旅行前に必ず予約を。またフィラデルフィアにはアメリカ食品名誉親善大使の松久さんが経営されているNew York NOBUの料理長だった元料理の鉄人、森本シェフがオーナーシェフとして腕をふるうモリモトもあるんですよ。こちらのお店は味はもちろんですが、内装デザインでもとても話題のお店なのでインテリアに興味のあるかたはぜひ足を運んでみてください。

またより地元色を楽しみたいという方は市場でのお買い物もお楽しめるレディング・ターミナル・マーケットがお勧めです。大きなフードコートもあるので食事もできますし、さまざまな種類の食材店にキッチン用品や書店などいろんなお店が入っています。水曜日と土曜日は、伝統を守り食べ物へのこだわりも大切にして自給自足生活を維持していることでしられるアーミッシュの人たちのマーケットも開かれているのでアーミッシュ文化に興味のある人はぜひ訪れてみてください。

フィラデルフィアはワシントンDCにもマンハッタンにもアクセスしやすい場所ですし、シティパスもあって観光客に優しい街ですのでこの機会にぜひ訪れてみてくださいね。

写真提供:
ペンシルベニア州政府地域振興・経済開発省 日本投資事務所
Philadelphia Skyline. Photo By: Terry Way. Provided By: Commonwealth Media Services, 1996
Philadelphia Museum of Art. Provided By: Commonwealth Media Services


Kraft foods
Pat's King of Steaks
Snyder's of Hanover
Asher's chocolate
Le Bec-Fin
The City Tavern
Buddakan
Morimoto
Reading Terminal Market

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