Home> 特集記事> myfood アメリカの旅 2008.12

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アメリカを代表するマンハッタンのイルミネーション

IMG:アメリカを代表するマンハッタンのイルミネーション(1)

毎年世界中のニュースでマンハッタン51丁目にあるロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式が紹介されるなど、マンハッタンはアメリカのクリスマスシーズンを代表する街の一つです。もちろんクリスマスムードは街全体を包んでいて5番街を始め、さまざまな通りがクリスマスイルミネーションに身を包みます。買い物好きにはクリスマスセールも魅力の一つ。またマンハッタンからちょっと飛び出してブルックリンやクイーンズ、ロングアイランドなどの住宅街にいけば思い思いのクリスマスデコレーションを施した個人のお家もいっぱい。特に大邸宅の多いロングアイランドなどはそれを見るためのツアーまであるほど。東海岸の冬は比較的たっぷりと雪がふるのでクリスマス当日、街中が雪とイルミネーションで輝くホワイトクリスマスになる年も多々。ニューヨークのクリスマス風景は「34丁目のクリスマス」「セレンディピティー」など映画やドラマにも数多く描かれています。

さてそんなニューヨークを始め、コネチカットやボストンなど雪のクリスマスを迎える東海岸のクリスマスはどんな休日なのでしょうか?日本同様有名レストランで過ごす光景も見られますが、どちらかというと「家族が集まる時間」といった日本のお正月休みに近い位置づけの休日(アメリカでは数日間休みをとるのが通常)なので実家に帰ったり、ホームパーティを開いて親しい友人を招いたりとアットホームに過ごされることが多いようです。この際、メインディッシュであるターキーやグース、リブ肉にベイクドハムなどのグリルを切り分けてサーブするのはホストである男主人の仕事。普段とは違い特別なお祝いですからこの時は代々受け継がれている素敵なカービングの施されたナイフが登場するお家もあるとか。そして男の子たちはそんな父親やホストの姿に憧れながら将来自分がホストになった時に備えるのです。特に鳥類を上手にさばけるのはかっこいいと憧れるようです。またグリル料理に詰められるスタッフィングやグレイビーソース、それからお肉と一緒にグリルされる付け合わせにはそれぞれ家庭の味があり、女の子たちはそれを受け継いでいきます。ニューヨークの愛称、"ビックアップル"にも使われている林檎はクリスマスディナーでも大活躍。リンゴがスープの隠し味に使われたりやホットアップルワイン、アップルパイなど林檎を使ったものはこの時期のディナーにはよく登場します。特にホットアップルワインは冬の定番。作り方には作り手ごとの味わいが出るようですが、基本はホットアップル用のアップルサイダー(ジュース)にシナモンなど好みのスパイスを入れて温めたものやそこにちょっとカルバドスを入れて大人の味にしたものなど。またユダヤ人の多いニューヨークではクリスマス(クリスマスはキリスト教のお祝い)ではなくユダヤ教のお祝いハヌカーを祝う家族も大勢います。ハヌカーの特徴としては8日間の期間中は毎日油(特にオリーブオイル)を使ったお料理を食べること。ニューヨークのクリスマスはいろんな味と文化を楽しめるクリスマスといえますね。

IMG:アメリカを代表するマンハッタンのイルミネーション(2)

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