
2019年12月13日にロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂(東京都港区)で開催された「『アメリカ大豆サスティナビリティアンバサダーアワード2019』贈呈式」でも、豆腐・納豆とアメリカ大豆の強いつながりが取り上げられました。
「『アメリカ大豆サスティナビリティアンバサダーアワード2019』贈呈式」は、アメリカ大豆輸入協会が開催。同アワードは、豆腐、納豆の日本一を決める「全国豆腐品評会」「全国納豆鑑評会」において、「地球に優しい米国産大豆を使用していることの証明書を取得している、分別生産管理された食品大豆」を使用した優秀品にアメリア大豆輸入協会が授与している賞です。今年度受賞者の、さとの雪食品(株)(「こくとろ。」豆腐部門受賞)と、小杉食品(株)(「おちびさん つゆだく納豆」納豆部門受賞)の2社に、スペシャルゲストとして参加した米国大使館農産物貿易事務所のモーガン・パーキンズ所長が、盾・記念バッジを授与しました。
開催の辞では、アメリカ大豆輸出協会のロズ・リーク氏が「日本は分別生産流通された大豆の世界最大のマーケットです。2018年、市場規模は100万トンを超え、内36万4000トンをアメリカが供給しています。100万トンの内、豆腐用の大豆が最も大きな比率を占めており、52%以上。その中の41%以上をアメリカが供給しています。また、日本でつくられる納豆の原料についても、70%以上をアメリカが供給しています。今後も、強固なパートナーシップを維持していきたい」と、豆腐・納豆とアメリカ大豆の強いつながりをアピールしました。
また、全国納豆協同組合連動会の野呂剛弘会長からは「アメリカ中西部の大豆の農場や選別工場を見学しましたが、非常に整然と業務が管理さえていることと、最新の機械による選別工程は衛生的な配慮がされていることが分かました。私たちは、今後の地球環境が子孫の幸福に大きく影響することを知っています。そんな中で一次産品である大豆がサステナブルな手順で生産されることに大きな意味を感じています」と、アメリカ大豆のサステナビリティへの取り組みに対して、強く賛同するあいさつがありました。
<受賞者のあいさつ>
さとの雪食品常務取締役 村尾誠 氏
「日産で40万丁の製品をお届けしている私たちの豆腐づくりですが、材料は大豆と水とにがりだけという非常にシンプルなものです。だからこそ、主原料である大豆は非常に重要。ですから、このような賞を受賞できたのも、私たちに素晴らしい大豆を安定供給してくださっている、大豆生産者やサプライヤーをはじめとしたみなさまのおかげです」

小杉食品 代表取締役 小杉悟氏
「環境問題が大きく注目されています。地球環境を長く健康な状態に保つため、私たちはまず自分ができることから取り組まなければなりません。アメリカ大豆を使った製品づくり、大豆サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)の取得は、まさにこの活動だと考えています。さらに安全・安心でおししい納豆づくりを続けていきます」

贈呈式後は参加者一同で、受賞納豆や豆腐、アメリカ食材を使った料理を楽しみながら、アメリカ大豆と日本の食のさらなる強固な結び付きを願いました。
【関連サイト】
「アメリカ大豆輸出協会」公式サイトはこちらから
「アメリカ大豆輸出協会」公式サイトはこちらから
【関連ページ】
「アメリカ食材辞典:大豆」はこちらから
「アメリカ食材辞典:大豆」はこちらから
