Home> 特集記事> 季節のイベント 2016.07_02

手軽にエネルギーが補給できる優秀食材 ナッツの魅力に迫る!



 毎日バランス良く栄養をとりたいけれど、お仕事や日常生活で忙しいとなかなかそう簡単にもいかない...というのが本音ですよね。そんな皆さんにおすすめの、"手軽に栄養素を補給できる食材"があるんです。それが「ナッツ」。
 料理やお菓子作りに使われることも多いナッツは、不足しがちな栄養素を手軽に補給できる優秀食材なんです!7月22日の「ナッツの日」に合わせて、アメリカから日本に輸入されているナッツの魅力をご紹介します。


日常生活で目にすることの多いアメリカ産のナッツたち

 アメリカから日本に輸入されているナッツとしては「ピスタチオ」「アーモンド」「クルミ」「ピーカンナッツ」などがあげられます。
ナッツと一口に言っても種類も味もさまざま。これらのナッツは私たちの日常生活に溶けこんでおり、それぞれの特徴を生かした食べ方をされています。

ピスタチオ お酒のおつまみとしてなじみの深い「ピスタチオ」は、シバの女王に"緑の宝石"として愛されたと言われています。食物繊維やカリウム、ビタミンB6などの栄養素を含み、手軽に食べられるエネルギー補給食材として米国水球の公式スナックとしても知られています。ピスタチオが持つ鮮やかな美しい色のグラデーションは、それぞれ意味をもっています。真ん中の黄色はカテキンの一種で私たちの細胞を酸化のダメージから守り、黄緑色はカロチンで太陽のダメージから目を守り、紫色はアントシアニンで抗酸化・抗炎症作用があるといわれています。

アーモンド スライスやパウダー、ペーストとしてみなさんの食卓に並ぶことも多い「アーモンド」は、ビタミンやミネラルを多く含んだ食品です。また、アーモンドの食物繊維は玄米の約8倍。この食物繊維とオレイン酸との働きでコレステロールを下げる効果やダイエット効果があるといわれています。フライの衣として使われたり、炒め物の具材として使われるなど歯ごたえのよい食感が人気で、和・洋・中を問わずどんな調理方法にも使えるナッツです。古代ローマでは、出産を願うおまじないとして新郎新婦にアーモンドシャワーとして浴びせた幸せのシンボルとして伝えられています。

クルミ また、古くから日本でも郷土料理などで親しまれていた「クルミ」は、食物繊維が豊富でさまざまな抗酸化物質が含まれています。また、脳の発達に大切な栄養とされるオメガ3脂肪酸のαリノレン酸を多く含むということで、くるみは「ブレインフード」として注目を浴びるようになりました。お味噌や和え物、お菓子づくりなどにもよく使われ、パン屋でもくるみパンとして目にする機会も多いと思います。


 ナッツは脂肪分が高いから太る、とかにきびができる、とかいう話も良く効きますが、実際はその逆。ナッツに多く含まれるオレイン酸は良質の不飽和脂肪酸ですから、適量を食べることで、老化防止、便秘改善に効果があり、またナッツにぎっしり詰まったビタミン類と抗酸化物質は肌や血管を整え、アンチエイジングに最適な食品とされているくらいです。


myfood編集部が注目!「ピーカンナッツ」の魅力って?

ピーカンナッツ 日本ではあまり知られていませんがアメリカのナッツを代表するものの一つで、いまmyfood編集部が注目しているのが美意識の高いモデルにも人気と話題の「ピーカンナッツ」。
先住インディアンにとって重要な常備食・栄養源であったピーカンナッツは、アメリカ大統領のジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンがピーカンの木を植えたということや、初期宇宙計画(アポロ計画)の際に、フレッシュフードとして盛り込まれたとして、アメリカを代表するナッツの1つなんです。
ピーカンナッツも他のナッツ同様、抗酸化成分や不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、アンチエイジングや心臓病予防に効果的,美肌効果はもちろんコレステロール値の改善、生活習慣病予防にも効果が期待されます。 亜鉛を多く含んでいるので免疫機能を正常にしてくれる効果もあるそうです。
ピーカンパイ渋みが少なくまろやかな味のピーカンナッツはローストしたり、ペーストなどに加工されて楽しむことができます。アメリカ南部やカリフォルニアでは、庭で栽培して楽しむ家庭も多く、ピーカンナッツとメープルシロップでつくられるピーカンパイは、クリスマスなどに好んで食べられています。



 ナッツは栄養価がとても豊富で、しっかりと咀嚼すると満腹感を得ることもできます。 お酒のおつまみとしてだけではなく、朝食のシリアルと一緒に食べたり、あるいは小袋などに移して持ち歩いて、運動後や空腹時に食べる手軽な栄養補給食材としても大活躍。最近では無塩のナッツも多く売られています。
まさに忙しい皆さんを応援する優秀食材なんです!!
ぜひ、アメリカ産のナッツを日常生活や料理に上手く取り入れて、7月22日の「ナッツの日」にもお好みのナッツを使ったレシピを楽しんでくださいね。










IMG:手軽にエネルギーが補給できる優秀食材 ナッツの魅力に迫る!(ナッツ)