アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2016」が3月8日(火)〜11日(金)の4日間、幕張メッセにて開幕されました。?
世界中の食品や飲料が一堂に会して商談が繰り広げられるこちらのイベント、41回目となる今年は、世界78ヵ国・過去最多の3,197社が出展。来場者数は76,532人(4日間合計)を記録し、食に関わる最新情報と商材を求めて国内外から多くのバイヤーが訪れ、各所で活発な商談が繰り広げられました。
世界中の食品や飲料が一堂に会して商談が繰り広げられるこちらのイベント、41回目となる今年は、世界78ヵ国・過去最多の3,197社が出展。来場者数は76,532人(4日間合計)を記録し、食に関わる最新情報と商材を求めて国内外から多くのバイヤーが訪れ、各所で活発な商談が繰り広げられました。
世界各国の「食」に触れることができる本イベント、USAパビリオンも80のブースに69社のを出展がありました。その中から、初出展ブースをはじめいくつかの注目のブースを、myfood編集部がレポートします。
USAパビリオンのブースには魅力的な食品・飲料がたくさん!
まずmyfood編集部が向かったのは、初出展ブース。ケンタッキー州の『Bourbon Barrel Foods』のブースでは、醤油を展示。醤油はすでに国際的に有名な調味料となっていますが、こちらの商品は12ヶ月もの間、バーボン樽で熟成したもの。質のいい醤油を作りたいという思いから作られた醤油はマイルドだけれど舌に残る軽いえぐみが特徴です。
『Tropical Foods LLC』のブースでは、大豆で作られたスライスチーズや羊の乳で作られたゴートチーズなどを展示。ベジタリアンや乳製品が苦手な方でも食べられる大豆スライスチーズは、チーズ独特の臭いも無く後味もさっぱり。



ジンジャージュースと炭酸水、砂糖でできているこちらの商品。ビールという名がついていますが、アルコールは入っていません。そのため、小さいお子さんがソーダジュースとして楽しんだり、大人はアルコールとあわせてカクテルとして飲んだりと楽しみ方はたくさん。


その他にも、ヘルシーで栄養価が高く、健康志向のアメリカ人にも大人気というピーカンナッツやドライフィグなど、たくさんの魅力的な食品・飲料と出会うことができました。
クラフトビールとサイダーのトレンドって?
最終日にはアメリカ大使館農産物貿易事務所のセミナー「US Craft Beer & Craft Cider-Trends & Matching Food-(クラフトビール&サイダーのトレンド)」が。
すでにおなじみとなったクラフトビールのアメリカ市場はめざましく拡大していること。その要因として、クラフトブリュワリーの数の増加、税法上の優遇、ホームブリュワリー(自家用ビールを家で作る事)の合法化などがあげられていました。
もうひとつのトレンドとして、日本ではシードルという名でおなじみのハードサイダー(アルコール飲料)についての市場の拡大についても触れられました。アメリカのハードサイダーは、生食用のリンゴや食には適さない渋みの強いリンゴ、フルーツのエッセンス、チョコレートなどを混ぜることで出る豊かな味わいが特徴だそうで、新しい物を求めるアメリカ人に支持され大人気だそうです。
ステージ後は、クラフトビールとハードサイダー、トルティーヤなどのおつまみが提供され、来場者は各メーカーの飲み比べを楽しまれていました。

すでにおなじみとなったクラフトビールのアメリカ市場はめざましく拡大していること。その要因として、クラフトブリュワリーの数の増加、税法上の優遇、ホームブリュワリー(自家用ビールを家で作る事)の合法化などがあげられていました。


商品の紹介以外にアメリカでのトレンド、実際においしく食べる方法なども教えてもらえる「FOODEX JAPAN」。USAパビリオンの各ブースでも、出展者とバイヤーが楽しく交流している様子も伺え、多くの来場者を魅了していました。
