Home> 特集記事> 季節のイベント 2014.12_03

この冬のトレンド「エッグノッグ」のあるクリスマス



冷たい風と凍るような星空のもとをくぐり抜け、ようやくお家のドアをくぐったあとは、家族の笑顔と甘くとろける一杯が欲しい――。ホリデー・シーズンに、アメリカ在住の人たちを喜ばせる飲み物があります。全卵と砂糖と牛乳と、ヘヴィ・クリームをよく撹拌(かくはん)してから、お好みでブランデーやラムを加え、ナツメグを振ったカクテルがそれ、「エッグノッグ」。

元アメリカ大使館農務担当行使ジェフリー・ウィギン氏のエッグノッグ ノンアルコールドリンクとしても愉しめて、「飲むカスタード」とも呼べるような、滋養に富んだひと品です。こちらは起源をたどると、そもそもの発祥をイギリスとする説もありますが、今ではアメリカの家庭に多く親しまれる飲み物となりました。手に入れやすい材料で作れることから、そのレシピの数は家庭の数ほどあるようですが、今回myfood編集部からは、元アメリカ大使館農務担当行使ジェフリー・ウィギン氏がアメリカの有名な料理本"Joy of Cooking"をもとにして作ったレシピをお勧めしたいと思います。アメリカ食材レシピ/「ウィギンさんちのエッグノッグ」をぜひ、ご覧ください。

これまでの日本では、オーセンティック・バーなどでシェイクしていただく特別なカクテル、という印象が強い飲み物でしたが、今年はテーマパークのシーズン飲料として取り入れられたりと、パンケーキやエッグベネディクトに次ぐブームの兆しが見えています。皆さんも、クリスマス・シーズンだけにこだわることなく、冬を彩るおもてなしレシピのひとつに加えてみてはいかがでしょうか?








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