
このように盛んに研究・発表されているくるみの健康効果を受けて、テレビ等のメディアで報道されては品切れになるような事態が起こったり、日本の消費者の興味の高さが伺えます。

脳は大人になると発達が止まって、中年以降は少しずつ神経細胞が死んでいく、と聞いたことはありませんか?それは実は従来の思い込みでした。最近では大人になっても生涯にわたって細胞は新しくなって柔軟性をもったり、繰り返し使うことによって容量を増していったりすることがわかっています。そんな脳を健康的に維持するには食べ物の選択が強く関わっているそうです。脳を老化させないための3大要素は、1.脳に良い脂肪酸を摂る、2.抗酸化物質で酸化を防ぐ、3.血管の健康を保つ、です。その3つの要素を全て満たしている食べ物は「くるみ」ということで、「ブレインフード」の代表選手なわけです。さらに、自ら脳を鍛える脳フィットネスも重要なのですが、なんと、料理を作ること・食べることが脳フィットネスになるそうです。料理を作ることいよって戦略的計画などの高度な認知機能をつかさどる前頭極が鍛えられ、美味しいものを食べると神経伝達物質ドーパミンが出て、前頭前野や記憶のコントロールをつかさどる海馬などが活性化、また、レシピに工夫を加えることで創造力が鍛えられたり、匂いや味などえの五感が刺激されたり、とかなり優れたフィットネス!
さあ皆さん、脳のためにくるみを使った美味しいお料理を作りましょう!
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