
今年のテーマは「アメリカのピクニック」。リラックスして家族でお出かけするような感覚で「独立記念日」を祝う。ホットドッグや果物といった軽食、ワインやビールといったお酒を傍らに楽しい音楽を聴きながら、仲間とともに語らう。そんなアメリカの休日をモチーフにパーティが開催されたのです。


また今年のアメリカ独立記念日パーティーの特徴のひとつは、マサチューセッツ州ボストンから来日した有名シェフのバーバラ・リンチ氏と大使公邸のシェフによるメニューが楽しめたこと。
シェフによるメニューは以下の通り。

(フライドチキンとズッキーニのグリル)
こんがり火の通ったフライドチキンと、ズッキーニの炒め物。さっぱりした味が夏を感じさせてくれます。

トマトとクリームチーズのカナッペと、パリッと焼けたトマトパイ。ジューシーなトマトが風味豊か。そしてなんといってもアメリカ東海岸を代表する味、ロブスターロール!茹でたロブスターのサンドイッチ。

海鮮やヤサイの串焼き。ここにもロブスターが使われています。ピーナッツソースなど濃い味のソースでいただきます。バーバラ・リンチシェフもこのテーブルで来客の皆さんと親しくお話をしていました。

こんがりと焼けた骨付きポークスペアリブ。ソースの味が肉にじっくりとなじみ、食べ応えはたっぷりです。長時間かけて焼いているので余分な油も落ちてホロホロと肉離れもよく、ジューシーだけれど意外とあっさり。

アメリカのチーズといえばモントレージャックが有名ですが、それだけではありません。クリームチーズやモッツアレラ、オーガニックのものなど、様々なチーズがあります。
「Chips & Dips」(チップ & ディップ)
アメリカのホームパーティーにかかせないのがこれ!色々なフレーバーのコーンチップスやポテトチップスとディップの組み合わせを楽しみます。
アメリカのホームパーティーにかかせないのがこれ!色々なフレーバーのコーンチップスやポテトチップスとディップの組み合わせを楽しみます。

今回の会場でフィーチャーされたもの。それがワインや地ビール、バーボンウィスキーといったアルコール類です。来場したゲストはお気に入りから見たことのないものまで、思い思いのお酒を楽しむことができました。今回は、独立記念日パーティーで大人気だったワインをいくつかご紹介しましょう。

卓上で展示されていたのは、二輪のひまわりがプリントされた赤ワイン「 GIRASOLE VINEYARDS PINOT NOIR MENDOCINO(ジラソーレ ヴィンヤード ピノ・ノワール メンドシーノ)」 、白ワインの「 GIRASOLE VINEYARDS CHARDONNAY MENDOCINO (ジラソーレ ヴィンヤード シャルドネ メンドシーノ)」。
どちらもフレッシュなブドウの味わいをそのまま凝縮した、地味深いワイン。まさしくアメリカの大地に咲き誇るひまわりのような、明るい日差しを感じるワインなのです。(DEPT PLANNINGの出品)

カリフォルニアワインのインポーター(輸入業者)として名をはせるhotei wines(布袋ワイン)が今回のパーティで披露したワインは「Bodkin Wines(ボドキン・ワインズ)」「Castle Rock(キャッスル・ロック) 」「Cline(クライン)」などのワイナリーのもの。

1776年7月4日にイギリスからの独立を宣言したアメリカは、2014年で228年目。食べ物とワインと歌を通じて、アメリカの多様性と歴史を感じつつ、来場したゲストたちは独立記念日を過ごしたのです。
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