Home> 特集記事> 季節のイベント 2014.06_03

アラスカシーフードマーケティング協会協賛、名店「笹岡」・贅沢な蟹の食べ比べ



「笹岡」/笹岡料理長(手前) 朝日カルチャーセンター主催、アラスカシーフードマーケティング協会協賛の「名店「笹岡」・贅沢な蟹の食べ比べ」イベントが6月4日に東京都港区恵比寿の「笹岡」で消費者限定18名が参加し行われました。

 少し蒸し暑い初夏の日差しのなか会場にお越しになった皆さんは、これから出てくるであろうお料理にわくわくしながら、講師の金井美稚子氏、笹岡料理長、そしてアラスカシーフードマーケティング協会の方のお話を伺っていました。

 アラスカでは他に先駆けて持続可能で環境に優しい漁業管理基準を策定し遵守しているため、アラスカの魚類が乱獲されることはなく、生息地の環境保全のための管理も徹底的に行われています。アラスカのカニ漁は極寒のベーリング海で行われ、漁獲されたカニは冷凍されて一年中フレッシュな味が楽しまれています。

「さしみの盛り合わせ」...タラバガニ、帆立、ひらめのお刺身/盛り付け風景 タラバガニはその見た目の大きさと甘い味わいから、カニの王様と呼ばれているように、なんといってもインパクトが違います。実はヤドカリ種であるタラバガニは身がはずしやすく調理がしやすいカニです。そのままで本当に美しいので、大胆にがぶっと食べたい種類です。ズワイガニはタラバガニとは違ってカニ種ですが、繊細な甘さと深い風味をもっていて色々なお料理に合い、高級な食材とされています。

「笹岡」/笹岡料理長 カニは栄養価も非常に高く、高たんぱくでカルシウム・タウリンが豊富で低脂肪、と女性にとって重要な3大ポイント「若さ」「キレイ」「健康」をまさにクリアした食材です。

 カニというと日本では冬の味覚のイメージですが、今回はカニの中でも特にアラスカ産の代表的なカニのタラバガニとズワイガニを使って、笹岡料理長により夏にぴったりのお料理をご紹介いただきました。以下がこの日の特別メニューでした。


ズワイガニの卵寄せ青柚子掛け1. 「ズワイガニの卵寄せ青柚子掛け」 ... ユリ根の食感とカニの食感がおもしろく、ズワイガニの風味が引き立たされた上品な味わい


2. 「タラバガニの長芋あえ」 ... じっくりやいた焼き椎茸をスライスし、ほうれん草と長芋を一緒にあえたもの、長芋が初夏っぽく水々しくシャリシャリしている


さしみの盛り合わせ3. 「さしみの盛り合わせ」 ... タラバガニ、帆立、ひらめのお刺身。タラバガニは贅沢に一本まるごともりつけ、シンプルにレモンをしぼって素材そのものを味わう一品


4. 「たきあわせ」 ... フキ、鰹、茄子、焼き豆腐を炊き合わせたもの


穴子とタラバガニとアスパラの天ぷらネギ酢あんかけ5. 「穴子とタラバガニとアスパラの天ぷらネギ酢あんかけ」 ... 肉厚のタラバガニを贅沢に使った天ぷら、ほどよい酸味のネギ酢あんと相性ぴったりの一品


6. 「笹岡特製そば」 ... 料理長の手打ちそば。長野県産のそば粉を使い今回は一緒に和えた食材の味がしみこみやすいように細打ち。オリーブオイル、糸三つ葉、からすみ、で和えてすっきりとしたサラダのような味わい


7. 「いちじくのコンポート」


参加者のなかには「アラスカのカニはどこで買えるんですか?」という質問もあり、ご自宅でもアラスカのカニのお料理にチャレンジなさるきっかけにもなったようでした。







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IMG:アラスカシーフードマーケティング協会協賛、名店「笹岡」・贅沢な蟹の食べ比べ/タラバガニの長芋あえ