
少し蒸し暑い初夏の日差しのなか会場にお越しになった皆さんは、これから出てくるであろうお料理にわくわくしながら、講師の金井美稚子氏、笹岡料理長、そしてアラスカシーフードマーケティング協会の方のお話を伺っていました。
アラスカでは他に先駆けて持続可能で環境に優しい漁業管理基準を策定し遵守しているため、アラスカの魚類が乱獲されることはなく、生息地の環境保全のための管理も徹底的に行われています。アラスカのカニ漁は極寒のベーリング海で行われ、漁獲されたカニは冷凍されて一年中フレッシュな味が楽しまれています。


カニというと日本では冬の味覚のイメージですが、今回はカニの中でも特にアラスカ産の代表的なカニのタラバガニとズワイガニを使って、笹岡料理長により夏にぴったりのお料理をご紹介いただきました。以下がこの日の特別メニューでした。

2. 「タラバガニの長芋あえ」 ... じっくりやいた焼き椎茸をスライスし、ほうれん草と長芋を一緒にあえたもの、長芋が初夏っぽく水々しくシャリシャリしている

4. 「たきあわせ」 ... フキ、鰹、茄子、焼き豆腐を炊き合わせたもの

6. 「笹岡特製そば」 ... 料理長の手打ちそば。長野県産のそば粉を使い今回は一緒に和えた食材の味がしみこみやすいように細打ち。オリーブオイル、糸三つ葉、からすみ、で和えてすっきりとしたサラダのような味わい
7. 「いちじくのコンポート」
参加者のなかには「アラスカのカニはどこで買えるんですか?」という質問もあり、ご自宅でもアラスカのカニのお料理にチャレンジなさるきっかけにもなったようでした。
【関連ページ】
>>「アメリカ食材辞典:アラスカ産カニ類」はこちらから
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