Home> 特集記事> 季節のイベント 2014.02_04

シンプルな調理法で輝く、アラスカシーフードの奥深さ



 美味食材探訪・アラスカシーフード編レポート

 アラスカの豊かな自然にはぐくまれた100%天然のシーフードの魅力とは? 2月12日、数々の料理雑誌を手掛けた、ベテランフードエディター金井美稚子講師による「美味食材探訪」講座が、目黒のイタリアンの名店「レストラン ラッセ」で開催されました。
 今回のテーマは「アラスカシーフード」。会場となった「ラッセ」は、『ミシュラン2013』で星を獲得した実力派のレストランです。
 この日のために腕を振るったシェフは、本場イタリアで7年物修業を積んだのち、「レストラン ラッセ」をオープンした村山太一シェフ。参加者は金井講師のナビゲートのもと、村山シェフが料理するイタリアンとアラスカシーフードのマリアージュを楽しみました。


<アラスカ産>ボタンエビのタルタル新玉葱のムースにのせて

<アラスカ産>ボタンエビのタルタル新玉葱のムースにのせて 新鮮なボタンエビの味わいを活かすために、あえて生で提供。イタリアの香り豊かな魚醤で風味をつけ、ボタンエビの身の甘さを引き立たせた一品。






<アラスカ産>銀ダラのヴァポラータ、白小蛤とキャベツ、椎茸のソース

<アラスカ産>銀ダラのヴァポラータ、白小蛤とキャベツ、椎茸のソースヴァポラータは蒸し料理のこと。銀ダラを軽く蒸し、貝の出汁とあわせています。天然の銀ダラの食感がふんわりとふくらみ、シンプルに楽しむことができるのです。






<アラスカ産>タリオリーニ タラバガニとスナップエンドウ、ミニトマト

<アラスカ産>タリオリーニ タラバガニとスナップエンドウ、ミニトマト手打ちパスタと、アラスカ産タラバガニの組み合わせ。タラバガニとパスタの弾力ある食感が絶妙なバランス。






<アラスカ産>サーモンのコンフィ、色々キノコとホウレン草添え 雲丹のパンナアーチダ、グリーンソース黒トリュフ風味

<アラスカ産>サーモンのコンフィ、色々キノコとホウレン草添え 雲丹のパンナアーチダ、グリーンソース黒トリュフ風味エディブルフラワー(食用花)をあしらった、目にも鮮やかなメイン。サーモンの風味と酸味あるフラワーの相性がぴったりの一品。








 イタリア料理を修業する前は、日本料理を手掛けていた経歴を持つ村山シェフ。今回のアラスカ産のシーフードの扱いに最も気をつけたポイントは解凍だとか。
「冷凍の魚を美味しく食べるには、ゆっくり解凍するのがポイント。もし家庭で冷凍の魚を解凍する際は、タオルを巻いて冷蔵庫でゆっくりじっくりと解凍すると魚本来の味を楽しめます」
 「蒸す」などシンプルな調理法を施すことによって、アラスカシーフードの天然素材としての魅力が引き出され、他の食材と組み合わせることでラッセのスタイルがアピールされました。アラスカのシーフードの尽きぬ魅力をさらに引き出された昼食会となりました。









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