Home> 特集記事> 季節のイベント 2011.12_02

あらためて家族に感謝したい今年の聖夜



お洒落なレストランは1ヶ月前から予約で満席になり、当日は多くのホテルが満室御礼───。日本のクリスマスではすっかりお馴染みの光景ですが、アメリカではむしろこれと正反対な過ごし方をしています。恋人や友達とではなく家族と、レストランやホテルではなく我が家でクリスマスを祝うのです。だから25日はレストランもほとんど営業していません。イヴの夜は教会へ行き、家に帰るとご馳走を食べます。翌日のクリスマスは午後の早いうちから豪華なディナーを始めて、ひたすら家族とゆったり過ごします。考えてみれば、この流れは大晦日から元旦にかけての日本とよく似ていますね。

今年の3月11日に日本は大きく傷つきました。多くの尊い犠牲を目の当たりにしたあの日以降、日本人の意識が少し変わったといわれています。それまで空気のような存在だった家族を、あらためてその存在の大切さを再認識する雰囲気が高まっているのです。そして迎えるクリスマス。今年は家族と過ごす人がきっと例年より多いことでしょう。宗教的な意味合いをさておいても、クリスマスが育んできた意義からすればそれは素晴らしいことです。

キャンドルでは自宅で家族と素敵なクリスマスを過ごすには、どうすればいいのでしょうか。はいはい。そういうことこそmyfoodにお任せ下さい。美味しく楽しいアメリカン・クリスマスのいろいろを、たっぷりとご紹介しましょう。
ちなみにクリスマス・イヴの『イヴ』とはどういう意味かご存知ですか。日本では『~~の前日』という意味で使われることが多いですね。でもこの『イヴ(eve)』は『イブニング(evening)』が由来とされています。つまりクリスマス・イヴとは『クリスマスの夜』という意味だったのです。現在の一日は午前零時から始まりますが、古い教会暦では日没が一日の始まりでした。だから厳密に表現するならクリスマスは「24日の日没から始まって25日の日没で終わる」ということになり、24日の夜こそが正式なクリスマス・ナイトとなるのです。

クリスマスの夜、アメリカの食卓では一年で一番のご馳走が並びます。まずは『美味しいクリスマス』に欠かせない、そんなスペシャル・メニューからご紹介していきましょう。






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