Home> 特集記事> 季節のイベント 2011.02_02

Sweet Valentine's Day



今年もはや2月。そして2月といえば恋の季節、バレンタインデーですね。でも今年は女性から男性への告白だけでなく、アメリカ流に男性から女性へ、また日本でも告白の場面はもちろんのこと、家族やお世話になった方など大切な人へ"大切"や"好き"などお花で気持ちを伝えましょうといった提案もなされるなど、日本のバレンタインにも変化がでてきているようです。そこでmyfood毎年恒例の副所長のバレンタインメモリーでは今年は男性から女性へのアプローチ法などをご紹介します。それではアメリカ大使館農産物貿易事務所副所長のStephen Wixomの登場です。

myfood:まずは日本のバレンタインについて。アメリカとは全く逆の習慣なわけですが最初は驚いたりしましたか?

Stephen:実は驚かなかったんです。それというのも日本では女性が男性にチョコレートをあげて、ホワイトデーに男性が女性をもてなすっていう伝統を知っていたんです。アメリカでは同じ祝日だけど、男性が女性をもてなす日だけどね。

myfood:そうなんですね。そのことについてどう思いますか?

Stephen:僕はその日が女性にとって、それからもちろん男性にとっても特別な日だという日本の習慣は素晴らしいと思いました。ただアメリカでも男性が女性に興味を持った際に、バレンタインはそれを彼女に伝える機会になってるかもしれませんね。日本ではそれが女性にとってもチャンスなのに対してね。

myfood:なるほど、なるほど。因みにWixon家は奥様が日本の方ですがバレンタインの習慣はどちら式ですか?

Stephen:うちは僕が奥さんをもてなすアメリカ式のデートの日です。

myfood:素敵!今年はもう何かプラン済みですか?

Stephen:実はこの夏、僕らはアメリカに移る予定なので特別思い出に残るデートにしたいと思ってます。東京の街がよく見える素敵なレストランに行き、それから彼女の好きな絵や工芸が展示されている美術館に行こうと思っています。

myfood:アメリカに・・・myfood.jpとしては寂しいですが、でも素敵なデートプランですね。きっと奥様、喜ばれますね!ところでアメリカではバレンタインデーってどんな日ですか?

Stephen:みなさんもご存知の通り、男性が日本とは反対に女性をもてなすということ以外は日本ととても似た感じですよ。

myfood:その際、男性陣はどんなことを準備するんですか?

Stephen:一般的にはプレゼントや花束、そしてお菓子なんかかな。あと僕はあなたの大切な人が日ごろしたいと思ってること、コンサートに行くとか美術館に行くとか、そういったことをサプライズプレゼントするのにもいい日だと思うよ。

myfood:何か思い出に残ってるプレゼントはありますか?

Stephen:これは僕があげたのではなくて、彼女から僕へのプレゼントだったんだけど前に彼女が手作りの人形を作ってくれたことがあったんだよ。実はその人形を作る際、ものすごく時間をかけて作ってくれたんだけどそんなことを微塵も見せずにサプライズプレゼントでくれてね。その時に彼女の愛情を感じたよ。

myfood:素敵な思い出ですね。そうそう、Stephenにとって一番、ロマンチックなバレンタインのデートってどんなデートでしたか?

Stephen:まだ大阪に交換留学生として日本で生活していた1999年に今の奥さんと初めてのバレンタインデートをした時かな。僕たちクラスメートなんです。

myfood:どんなデートをしたんですか?

Stephen:当時はまだ学生でそんなにお金もなかったからいろんな寺社を見にいくデートをしました。それからはだいたいいつも美味しいワインのある素敵なレストランにいって僕が彼女にチョコレートとバラの花束をプレゼントするっていう感じかな?

myfood:いいですね。

Stephen:後ね、僕にとっては一年に一度、いかに彼女が僕を大切にしてくれて愛してくれてるか?ということについて考えるというか、認識する日なんだ。僕達は結婚して10年になるのだけど毎年、お互いのことをより理解しているって思うし、あと二人の関係がより深くなってるっていうのを感じるんです。そういったことをちゃんと認識する日が僕にとってのバレンタインですね。

myfood:素敵~♪何かエピソードはありますか?

Stephen:たくさんあるんだけど例えば彼女はいつも僕がいろんなことをスムーズにできるように考えてくれているし、例えば日本語におけるサポートっていうのも本当に助けてもらってます。もちろんアメリカにいる時は僕が彼女をサポートしようって思うんだけど、彼女は僕ほどそれが必要じゃないんだ(笑)あとは以前、病気をして入院した時も本当に献身的に尽くしてくれた。それから彼女はとってもアーティステックな人なんだけどクッキーやケーキで工芸的なものを作ってくれたり、アメリカにいた際はお弁当も作ってくれてたよ。

myfood:本当にごちそうさまっていう感じです(笑)では最後に日本の男性陣にアメリカ的なバレンタインプランについてアドバイスをお願いします。

Stephen:一年に一度、二人の関係というのに目を向けて、特別ロマンティックな日にするようにいろいろと考える日を持つというのはとてもいいことだと思いますね。あとこれは日本のみなさんだけじゃなくて、アメリカ人に対しても僕は伝えたいと思ってるんだけどロマンチックになるのにバレンタインデーまで待たないで、いつもバレンタインのようにあなたの大切な人たちにあなたが彼らを大切に思っていることを伝えるっていうのもいいと思いますよ!

myfood:どうもありがとう。素敵なバレンタインを!


いかがでしたか?お互いに相手に対する感謝や愛情を見直す日をバレンタインにするというのいいですね!ぜひ今年のバレンタインにはそんな思いも加えたバレンタインデーを過ごしてください。また最近は手作りバレンタイン、おうちバレンタインも流行ってますよね?ということで今回はレシピの特集でもかわいくて美味しいバレンタインスウィーツをたくさんご紹介しています。彼?彼女?のハートはもちろんのこと、みんなの笑顔も見られるレシピで素敵なバレンタインデーをお過ごしくださいね。


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