プレスリリース

2020/02/03"The Power of 3 (3 のチカラ)"をくるみで拡散
カリフォルニア くるみ協会、史上初のグローバルキャンペーンをスタート

くるみ特有の栄養成分や週に 3 つかみのくるみで健康を改善することを
国際的なキャンペーンで啓蒙

2020 年2月3 日 カリフォルニア くるみ協会は、本日より"The Power of 3(3 のチカラ)"というグローバルキャンペーンを開始します。この世界規模による初のキャンペーンは、くるみを食すことが全体的な栄養を高める簡単な方法であることを消費者に啓蒙することを目的としており、この 2 月、友人や家族のような大切な人を思いやる「愛」の精神を持って広める取り組みです。
米国、ドイツ、インド、日本、韓国、スペイン、トルコ、英国、アラブ首長国連邦を含む 9 カ国で実施され、中心的役割を果たす各国のランディングページ*では、世界中の人々がどのようにくるみで「愛」を共有しているかを掲載しています

*日本のランディングページ:https://www.californiakurumi.jp/powerof3


なぜ "The Power of 3 (3 のチカラ)" ?

1. くるみは、人体が必要とする植物由来のオメガ 3 脂肪酸(ALA=α-リノレン酸、2.7g/30g)を豊富に含む唯一のナッツです。

2. 週に少なくとも 3つかみ分(ひとつかみ約 30g)のくるみを食べれば、簡単に全体的な栄養を改善していくことができます。

3. バレンタインデーと米国心臓月間である 2 月に、あなたが大切に思っている少なくとも 3 人の人にこの情報を伝えて、くるみで「愛」をご家族や友人と分かち合ってください。




1 カ月にわたるこのキャンペーンは、グローバルビデオとランディングページを中心に、各国に合わせた様々なコミュニケーションツールで構成されます。その他、デジタル・コンテンツおよびソーシャルメディア・コンテンツ、ブログ投稿、懸賞、インフルエンサープログラム、くるみを手軽にスナ ックとして楽しむ 3 つの方法や簡単レシピ、ポップアップイベント、サンプリング、広告など、カリフォルニア産くるみを食事に加えれば非常に効果的であることを知ってもらうさまざまな内容が含まれます。
このキャンペーンの焦点は、くるみに豊富に含まれる必須脂肪酸のオメガ 3 脂肪酸(ALA=α‐リノレン酸)です。ひとつかみ(約 30g)のくるみを週に 3 つかみで、ナッツの推奨摂取量を満たすことになり、容易に全体的な食事の質を向上させることができます。
カリフォルニア くるみ協会では、世界中の何百万人もの人々に"The Power of 3(3のチカラ)"を通じて健康促進を呼びかけていきます。ぜひ、一緒に盛り上げていきましょう。

植物由来のオメガ 3 脂肪酸(ALA=α‐リノレン酸)の科学

オメガ 3 脂肪酸はすべて健康に良いため、さまざまな食物源からこれらの優れた脂肪を摂取することが重要です。くるみは植物性オメガ 3 脂肪酸の ALA=α‐リノレン酸を豊富に含む(30g当たり2.7g)唯一のナッツであるため、食事で多くの ALA を摂取する最も簡単な方法の 1 つは、真っ先にくるみを食事に取り入れることです。



ALA と心臓の健康

これまでも EPA と DHA に焦点を当てた研究で見られたことですが、『Advances in Nutrition』誌に掲載されたある研究により、ALA が心臓の健康を改善するのに役立つことがわかりました。1 文献レビューは、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患の一次および二次予防において、ALA が潜在的に有益な役割を果たしている可能性を示す証拠を提供しています。研究者たちは現在の有望なデータを考慮し、心血管疾患のリスクに対する ALA の影響を明らかにして、心臓の健康のために摂取すべき ALA の推奨量を決定するには、適切に管理された臨床試験が必要であることを指摘しました。

1 Fleming JA, Kris-Etherton PM. α-リノレン酸が心血管疾患に利点をもたらす証拠:エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸との比較。Adv Nutr. 2014;5(6):863S-76S. doi: 10.3945/an.114.005850.

ALA と脳の健康

『Progress in Lipid Research』誌に掲載されたあるレビュー研究では、ALA から形成されたオメガ 3 DHA の組織レベルが評価されています。2 研究者たちは幾つかの重要な発見を報
告しています。1 つ目は、ALA によって EPA が合成される場合があり、特に脳の DHA レベルに貢献する可能性があるということです。さまざまな研究から得られた証拠により、高濃度の ALA(少なくとも 1.2g)が摂取される場合、食事性 ALA が、体内の DHA に対する人間側の要件を満たすことができる可能性が示唆されています。人間が摂取した ALA による EPA 及び DHA の合成を評価するには、血中濃度を測定するしかありません。この研究から導き出された結論は、ALA がその変換プロセスを通じて、脳などの重要な組織の DHA レベルを維持する役割を果たしている可能性があるということです。しかし、体内におけるこのプロセスの影響を完全に理解するためには、さらなる研究が必要です。


ALA と全死亡率

地中海食の利点を調べた最大規模の臨床試験のうちの 1 つが研究され、高い心臓リスクを抱えているスペイン人高齢者(55~80 歳)で、魚の多い食生活を食事性 ALA で補っている人々は、全死因死亡のリスクが低いことがわかりました。3 具体的には、それぞれの 1 日のカロリー摂取量の少なくとも 0.7%を ALA から摂取している被検者は、全死因死亡のリスクが 28%低下しました。

2 Barceló-Coblijn G, Murphy EJ. α-リノレン酸と、α-リノレン酸の長鎖 n-3 脂肪酸への変換:人間の健康に対する利点、および組織の n-3 脂肪酸レベルを維持する役割。Prog Lipid Res. 2009;48(6):355-74. doi: 10.1016/j.plipres.2009.07.002.
3 Sala-Vila A, Guasch-Ferré M, Hu FB, et al. 食事性α-リノレン酸、海洋ω-3 脂肪酸、および魚を大量摂取する人々の死亡率: PREvención con DIeta MEDiterránea (PREDIMED) study からの知見。 J Am Heart Assoc. 2016;5(1): e002543. doi: 10.1161/JAHA.

< 本件に関するお問い合わせ先 >
カリフォルニア くるみ協会 日本代表事務所  
(担当 : 高畠、金子)
URL : https://www.californiakurumi.jp/
E-mail: contact@kurumi-jp.org
TEL: 03-3221-6488
FAX: 03-3221-5960

上記リリース内容及び詳細PDFのダウンロードはこちら  pdficon_large.gif

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