プレスリリース

2015/10/122014/2015年ナパヴァレー早期学習プログラムはナパ住民およそ1,500人の支援に役立ちました

全米で教育専門家として名高いクリス・ペリー氏が、ナパのリーダーと教育関係者を前に子供の能力開発に早い段階で取り組むことの重要性を語りました


2015年10月12日 - ナパヴァレー早期学習プログラム(Napa Valley Early Learning Initiative, 略してNVELI)は開始2 年目となる2014/2015 年、ナパ郡在住の児童、保護者、保育者、教師を含めて1,487人に支援を提供したことを明らかにしました。ナパヴァレー早期学習プログラムは、ナパヴァレー・ヴィントナーズ (NVV) 非営利生産者団体とファースト・ファイブ・ナパカウンティーによる官民一体の取り組みで、ナパ郡に住む英語を話せる児童と英語を学習中の児童の達成格差を縮めることを目的としたプログラムです。NVV は2013 年、同プログラムを支援するために5 年間で最大500 万ドルをオークション・ナパヴァレーの収益から拠出することを発表しました。


金曜日には開始から2年目となったナパヴァレー早期学習プログラムの報告書の発表に合わせ、早期児童教育の実践的指導者として全国的に評価が高く、またワシントンDC のファースト・ファイヴ・イヤーズ・ファンドのエグゼクティブ・ディレクターでもあるクリス・ペリー氏が、ナパ郡で児童教育に携わる教師・専門家および地域のリーダー40 人を前にナパで話をしました。ペリー氏は早い段階で子供の能力を開発することが、進学後に優秀な成績を収められるか、またその後に豊かな人生を送っていけるか、影響を及ぼすとして同分野に投資をすることの重要性を説きました。また、こうした観点からナパヴァレー早期学習プログラムが模範的なプログラムであることを評価しました。


ペリー氏は同プログラムについて「NVV とファースト・ファイブが共同で取り組むプログラムの中身を見て、素晴らしい内容だと思いました」と話しました。「プログラムの質に関するベンチマークは、まさにしかるべき高さに設定されています」と言い、「ナパヴァレー早期教育プログラムを通じて、また教育分野のリーダーと協力しながら今後もナパ郡の児童の達成格差を縮めるべく努力を続けて欲しい。ナパヴァレー早期教育プログラムは今とても重要な段階にさしかかっています。これからも是非頑張って欲しいと思います。」と、NVV とファースト・ファイブを激励しました。



ナパヴァレー早期学習プログラム2年目報告書のまとめ

・支援の必要度が高い4校区(アメリカン・キャニオンのナパ・ジャンクション、カリストガのカリストガ小学校、ナパのシアラー小学校とフィリップス小学校)の736人の児童、721人の保護者、30人の教育関係者が早期学習プログラムの支援を受けました。

・ナパヴァレー早期学習プログラムには4 分野合わせて10 のプログラムが存在し、2014/2015年度には76万5,265ドルが投入されました。4分野とは以下のとおりです:家族の強化(家族の理解を促し支援する)、児童のアクセス(レベルの高いプレスクールへの入学支援)、教育提供者の質(早期学習プログラムを提供する側への支援)、制度改革(制度向上のための総合的支援)

・幼稚園入園時に存在する園児間の能力格差を減らすことを目的に、各プログラムの構成要素は根拠に基づいた戦略・活動、ベストプラクティスに支えられています。

・プログラムの支援がなければ入学の機会を得られないレベルの高いプレスクールで、英語学習中の児童のために34人の枠を確保。

・幼稚園の教諭により、277件の幼稚園入園前評価を実施。英語を話せる児童と英語を学習中の児童を比較すると、17%の格差が存在するという結果が出ました。今後はこの数値をベンチマークとしてナパヴァレー早期学習プログラムの成果を測っていきます。

・社会から取り残された青少年やその家族が金銭面で継続的な支援を受けられるようにするため、その受け皿を強化することを目的として、ナパ郡全体で取り組んでいるファンディング・ザ・ネクスト・ジェネレーション(次世代を担う子供たちへの資金援助)に初期投資を行いました。



「この取り組みのユニークな点は、サービスの提供内容ではありません。サービス自体は以前からあったものです。」ナパヴァレー早期学習プログラムのプログラム・オフィサーを務めるミシェル・レイモン氏は言います。「このプログラムが進歩的で、また成果を上げている理由はNVV とファースト・ファイブが手を組み、児童の入園時点での格差の縮小に焦点を当て、既存のサービスを組み合わせ統合したこと、そして問題の解決のために家族を巻き込んだ取り組みを行ったことです。」


2015年4月にアメリカ合衆国教育省が発表した米国のプレスクールに関する報告書は、就学時点の児童間格差をなくすにはレベルの高い早期学習プログラムに多額の資金を投じる必要があることを指摘しました。脳科学や研究の進歩により、子供の学習・発達の臨界点においては質の高い早期学習が効果的であることがわかっています。特に英語を学習中の児童の場合はより多くの支援が必要です。質の高いプレスクールに入学できなかった場合、英語を学習中の児童や低所得家庭の児童が幼稚園入園時点で遅れをとってしまう可能性は高くなります。


カリフォルニア州教育省の報告によると、2014/2015年度にはナパ郡の生徒のうち54%がヒスパニック系、23%が英語学習者でした。またカリフォルニア州全体と比較すると、ナパ郡ではスペイン語を一次言語とする生徒の割合が若干高いことがわかりました。

ナパヴァレー早期学習プログラムの2 年目報告書の要旨はこちらからご覧ください。


ナパヴァレー・ヴィントナーズについて
非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは1944 年の設立以来525 を超える加盟ワイナリーに対し、最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼らが故郷と呼ぶナパヴァレーの類まれなる美しい土地を大切にすることの重要性を一貫して説き、卓越性を追求してきました。
詳しくはhttp://www.napavintners.com/及びwww.napawine.jp をご覧ください。


ファースト・ファイブ・ナパ・カウンティについて
カリフォルニア州は1998年に住民投票でプロポジション10を可決させ、のちにファースト・ファイブとして知られるようになる、生まれてから5歳までの5年間の発育の重要性に焦点を当てた58 Children and Families Commissions を設立しました。 プロポジション10の可決によりタバコ一箱につき50セントが課税されることになり、集められた資金は5歳までの子供およびその家庭の支援に当てられています。同プロポジションの根拠は、子供が5 歳になるまでの投資が子供にとっても家族にとっても、さらには社会にとっても大きな利益があるという研究結果にもとづくものです。2013年11月に設立15周年を迎えたファースト・ファイブは地域の幼児、幼児を抱える家族、乳幼児施設に対して累計で1,800万ドルを投じ支援を提供してきました。同団体についてもっと詳しく知りたい方はFirst5Napa.org.をご覧ください。



<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先>
ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静
Email: Japan@napavintners.com
www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com (英語)

上記リリース内容及び詳細PDFのダウンロードはこちら  pdficon_large.gif

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