2009/07/06第18回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト カリフォルニア・レーズン大賞は、敷島製パンの橋本 美帆氏、 サンジェルマンの山崎 豊氏、ポンパドウルの立木 理恵子氏に決定!
カリフォルニア・レーズン協会は、2009 年6 月26 日(金)、27 日(土)、「第18 回カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト」の最終実技審査を日本パン技術研究所(東京都 江戸川区)にて実施し、最終審査対象に選ばれた22 の優秀作品の中から大賞3 作品を含む合計11 の入賞作品を決定、表彰しました。
同コンテストは、製パンに携わるプロフェッショナルを対象に、毎年協会が開催しているものです。18 回目となった今年は、昨年に引き続き、3 部門で作品を募集、合計269 作品のエントリーがありました。第一次審査にて、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」(工場でのライン生産、機械包装が可能な製品)から6 作品、「インストア・リテール ベーカリー製品部門」より11 作品、そして新たに設けられた「規定作品部門(今年の規定:カリフォルニア・レーズンを使った全粒粉のパン)」より5 作品、合計22 名のファイナリストが選出され、6 月26 日、27 日の最終実技審査に臨みました。
最終実技審査は、増田信司氏(増田企画 代表)をはじめ、竹谷光司氏(製粉協会 理事 製粉研究所長)、中島進治氏(東京製菓学校 パン科課長補佐)、梶原慶春氏(エコール・辻・大阪 パン教授)、並木利文氏(社団法人日本パン技術研究所)、磯谷至朗氏(全国パン専門新聞協会 会長)、公募で選ばれたレーズンパンが大好きな消費者代表の3 名、そして審査委員長のジェフリー N. マクニール駐日代表の10 名によって行われました。
前日の仕込み作業(4 時間)、当日の約6 時間に及ぶ実技審査の後、ファイナリストによる、それぞれの作品の製作意図や工程などについてプレゼンテーションと質疑応答、試食審査が行われ、厳正なる審査の結果、11 名の入賞者が決定しました。
第18回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテストカリフォルニア・レーズン大賞は、敷島製パンの橋本 美帆氏、サンジェルマンの山崎 豊氏、ポンパドウルの立木 理恵子氏に決定!
各部門より1 名ずつ選ばれる<カリフォルニア・レーズン大賞>は、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」では、橋本 美帆氏(敷島製パン)が赤ワインの香りとコク、レーズンの美味しさが楽しめる『赤ワイン&レーズン 3枚スライス』で、「インストア・リテール ベーカリー製品部門」では、山崎 豊氏(サンジェルマン) がお酒と共に楽しめるレーズンたっぷりの『ソーシソン・レザン』で、そして「規定作品部門」では、立木 理恵子氏( ポンパドウル) が、レーズンの高い栄養価に着目し様々な栄養素が取れる『毎日健康レーズンパン』で、受賞しました。
<カリフォルニア・レーズン金賞>は、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」では、吉田 晋氏( ぐしけん)が香ばしいダッチトッピングとレーズン生地の組み合わせが絶妙な『レザンダッチ』で、「インストア・リテールベーカリー製品部門」では、生井 由香里氏(K. YOKOYAMA)が1週間漬け込んだレーズンで日数をおいても美味しい『レーズンの宝石箱』で、そして「規定作品部門」では、中島 庸博氏(神戸屋)が、パン屋さんにしかできない"お祝い"をレーズンパンで表した『Célébration』で選ばれました。
<カリフォルニア・レーズン特別賞>には、ホールセール・コンビニエンス製品部門から山中 康央氏( 日糧製パン) がクッキー生地、しっとりレーズン生地、ラムレーズンフィリングの3つの食感が楽しむことができる『シナモンクッキーレーズン』で、インストア・リテールベーカリー製品部門から、矢ヶ崎 正愛氏(パシフィック洋行)が、マラソンの優勝者に授けられる月桂樹の冠をイメージし、縁までレーズンの風味が楽しめる『アポロン 〜レザン・ルージュ・ローレル〜』で受賞しました。3 名の消費者代表審員によって選ばれる<消費者推薦賞>には、規定作品部門から金剛 正志氏(川島屋)が、レーズンたっぷりの日持ちのするハード系のパン『レーズン・フォルヴェルト』で、<カリフォルニア・レーズン駐日代表賞>には、ホールセール・コンビニエンス製品部門から杉山 正晃氏(フジパン)が、レーズンと合うりんごとくるみの生地をサクッとしたマカロン生地で包んだ『レーズンマカロンブール』で、インストア・リテール ベーカリー製品部門から、増山 進一氏(山崎製パン)が、天日干しのカリフォルニア・レーズン発酵種を使った『レーズンドーム』で、選ばれました。
駐日代表賞は、両作品とも非常に素晴らしく、どちらか1 作品に決めかねたため、本年度は特別に2 作品の入賞となりました。入賞した11 名には、表彰盾と、副賞として、カリフォルニア・レーズンの故郷「フレズノ研修旅行」が贈呈されました。
表彰式でマクニール駐日代表は、「今年はここ数年の中では最多の応募数であり、北海道から沖縄まで全国から269 作品の応募が寄せられました。応募総数が多いということは、今年のコンテストは、それだけ高いレベルのコンテストであったことを意味しています。このコンテストで開発されたすばらしい作品がそれぞれの店舗にて商品化され、自分自身で購入するために店舗にお伺いすることを大変楽しみにしております。カリフォルニア・レーズンは栄養価に優れ、天日干しという自然の製法で作られるパンの原料です。そのレーズンを使ったパンは、これから消費者がますます要望する商品だと思います。」と述べました。そして22 名のファイナリスト全員にゴールドメダルを授与した後、各賞の発表と表彰盾の授与が行われ、審査員を代表して増田信司氏、竹谷光司氏が審査総評を行いました。表彰式に続いて行われたレセプションは、ファイナリストがお互いに情報交換をしたり、また記者の質問に答えたり、和やか雰囲気の中で終了致しました。
カリフォルニア・レーズン大賞受賞作品「赤ワイン&レーズン 3枚スライス」(橋本 美帆氏・敷島製パン)、カリフォルニア・レーズン金賞作品「レーズンの宝石箱」(生井 由香里氏・K.YOKOYAMA)は、現在販売中です。その他にも、入賞作品の中には早くも商品化が決定しているものもあり、今後、続々と店頭に並ぶ予定です。
カリフォルニア・レーズン協会では、今後もコンテストやセミナーを通して、カリフォルニア・レーズンの使い方や新製品開発のアイデアを提供します。各コンテストやセミナーの情報、およびレシピ等は、協会のホームページでも紹介しています。
審査総評:
増田信司氏(増田企画 代表)
増田氏は、「今回の応募作品、269 作品の中でも自家製酵母を使用した作品が25%も占め、レーズン種が多く見られました。他に酒種、ホワイトサワー、ライサワー、穀物酵母などが採用されていました。市販のイーストとの併用も見られ、これは生産性の向上、パンのボリュームをあげる、老化を遅くするなどの目的で使用されたのでしょう。インストア・リテールベーカリー製品部門では前年に比べ、リーンな配合が減少し、ブリオッシュ、ペストリー、クロワッサンなどリッチな配合が約2/3 ぐらい占めていました。フィリングには香辛料や紅茶を使ったものが増えています。ホールセール・コンビニエンス製品部門では、毎年リッチなレシピが主であるが、今年はハウスブレッドをスライスしている作品も見られました。コンビニでも高級品が求められているという背景を受け、自家焼きパンが取り入れられてきているのではないでしょうか。規定作品部門では、今年は、リーンなものとリッチなものに分かれていました。フィリング、トッピングについては年々様々な材料が使われるようになってきています。その部分にこだわっている傾向が見られますが、レーズンを主役にした新製品の開発をしてもらいたいと思います。このコンテストで18 年前に賞を取った方々も、現在業界の中でリーダー的役割を果たしています。今回の入賞者の皆さんには、あと10 年、20 年後にはこの業界を引っ張って行くようなリーダーになってほしいと思います。そういう意味で、色々な勉強をしながら、感性を豊かにしバランスのとれた逆境に負けない強い人間を目指してほしいと思っています。」と講評しました。
竹谷光司氏(製粉協会 理事 製粉研究所長)
竹谷氏は、「皆さん緊張の中でも、自分を出し切って、自分の技術を出し切って、2 日間一生懸命やっていただいたと思います。このコンテストの雰囲気と、技術を是非後輩に伝えていただきたいと思います。そして、10年後には業界のリーダーとして、この業界を引っ張って行けるように後輩を育てて行ってほしいと思います。」と講評しました。
消費者代表審査員のコメント
一般消費者の生の声を反映させる審査方法として、毎年レーズンパンが大好きな消費者を募り、3 名が消費者代表審査員として審査に参加しています。今回参加した3 名の消費者審査員は、「今までのレーズンパンの概念を覆すようなパン作品が多く驚きました。どれも美味しく審査が大変でしたが面白かったです。」、「自宅の近くに、入賞者のほとんどのお店があるので、是非買いに行きたいと思います。」、「レーズンが色々な素材と合うことが新しい発見で、とても新鮮でした。この新たな組み合わせがさらに広がり、栄養的にも味的にもレーズンの特長を生かした食事パンを待っています。」と述べました。
カリフォルニア・レーズン大賞受賞者のコメント
ホールセール・コンビニエンス製品部門: 橋本 美帆氏(敷島製パン) 『赤ワイン& レーズン3枚スライス』赤ワインとレーズンをたっぷりと使い、ワインの香りとコク、そしてレーズンのおいしさのハーモニーが十分に楽しめます。大きさは女性のバックに入るものとし、バターやチーズともあいますので、朝食として、また夕方まで残っていたら、チーズやワインとともに楽しんでいただけたらと思います。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、ホールセールの焼パン型に入れてスライスしたパンでは珍しいほどふんだんに、レーズンを使ったことです。
インストア・リテール ベーカリー製品部門: 山崎 豊氏(サンジェルマン)『ソーシソン・レザン』
大人がお酒と共に楽しめる、白カビを纏ったサラミソーセージをイメージし、今回は大地の恵みのレーズンを使った大人のための贅沢なパンを開発しました。また、お酒に合うレーズンパンを目指すとともに一度にたくさんのレーズンが摂れる栄養価の高い体にやさしい製品を目指しました。香辛料やキルシュ酒にレーズンを中心にドライフルーツを漬け込み、レーズン種のブリオッシュ生地でまとめ、保存性もあります。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、レーズンの皮の硬さを計算し、戻し方や、混ぜ込み方を調節しました。
規定作品部門: 立木 理恵子氏(ポンパドウル) 『毎日健康レーズンパン』
15 年間、パンを作り続けてきましたが、昨年出産をし、子供の食物アレルギーに直面したことで、改めて食生活の大切さを実感しました。安心できる材料を使い、ほんとうに体に良い、食べて健康になるパンを開発したいと思いました。そこで、栄養価の高いレーズンとともに、全粒粉、アマニ、かぼちゃ、豆乳といった健康効果の高い素材を組み合わせ、このパンひとつで、様々な栄養素がバランスよく摂れるように、また何も付けずにそのまま食べられるよう工夫しました。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、今回はレーズンを蒸すことで、レーズンの甘味が増すとともに、水分を閉じ込めることができました。
※他の入賞作品の画像をご希望の方は、お手数ですが下記、広報担当までご連絡ください。
5 月1日はカリフォルニア・レーズン デー
ぶどうの花が咲き、実をつけ始めるころ
5 月1 日は、「カリフォルニア・レーズン デー」です。この時期は、カリフォルニア・レーズンとなるぶどう"ナチュラル・シードレス" の花が咲き、実をつけ始める頃。はじめは小さな実ですが、その一粒一粒がカリフォルニアの太陽をいっぱいに浴びて大きくなり、やがて立派な房へと成長します。
そして真夏の太陽のもとで美味しいカリフォルニア・レーズンとなるのです。
カリフォルニア・レーズンとは ? 太陽の恵みが凝縮されたバランス栄養食品カリフォルニア・レーズンは、米国カリフォルニア州の太陽のもとでみずみずしく熟したぶどうをじっくりと天日干ししてつくられます。1kgのぶどうからできるレーズンは、わずか200g。栄養価も凝縮され、塩分バランスを整えるカリウムや、赤血球の形成に役立つ鉄、銅、タンパク質の代謝を促すビタミンB6など様々なビタミン、ミネラル類をまんべんなく含んでいます。カルシウムとマグネシウムは骨の形成に理想的な2:1の割合で、さらに、腸内環境を整える食物繊維や酒石酸、抗酸化作用で注目されるポリフェノール類、
脳の唯一のエネルギーとなるブドウ糖など、毎日の健康に有益な天然成分を含んだ理想的な食品といえます。ナチュラルなカリフォルニア・レーズンは、最新のテクノロジーによる品質管理とアメリカ農務省の厳しい審査により確かな品質をお届けしています。
カリフォルニア・レーズン協会とは:
カリフォルニア産レーズンの約3,000の生産者および25社の加工業者を代表する機関です。1949年の設立以来、カリフォルニア州食品産業局の管轄のもとに幅広い活動を行っています。その主な役割は、レーズンに関する各種研究調査の他、需要拡大を目的とする宣伝、販売促進、PR諸活動の企画・実施などです。
日本での活動は、1961 年より、業界や消費者に向け、セミナー、コンテスト、キャンペーン、シンポジウムなどを幅広く展開する他、ホームページでの情報発信、販促ツールの制作、各業界団体活動への協賛、展示会への出展など、多角的なプロモーション活動を行っています。
カリフォルニア・レーズン協会 http://www.raisins-jp.org
このリリースに関するお問い合わせ先:
カリフォルニア・レーズン協会 広報代行
株式会社つきプランニング 担当:長田、初鳥、長岡
Tel: 03-3437-6051 Fax:03-3437-6052
このリリースのPDFのダウンロードはこちら
同コンテストは、製パンに携わるプロフェッショナルを対象に、毎年協会が開催しているものです。18 回目となった今年は、昨年に引き続き、3 部門で作品を募集、合計269 作品のエントリーがありました。第一次審査にて、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」(工場でのライン生産、機械包装が可能な製品)から6 作品、「インストア・リテール ベーカリー製品部門」より11 作品、そして新たに設けられた「規定作品部門(今年の規定:カリフォルニア・レーズンを使った全粒粉のパン)」より5 作品、合計22 名のファイナリストが選出され、6 月26 日、27 日の最終実技審査に臨みました。
最終実技審査は、増田信司氏(増田企画 代表)をはじめ、竹谷光司氏(製粉協会 理事 製粉研究所長)、中島進治氏(東京製菓学校 パン科課長補佐)、梶原慶春氏(エコール・辻・大阪 パン教授)、並木利文氏(社団法人日本パン技術研究所)、磯谷至朗氏(全国パン専門新聞協会 会長)、公募で選ばれたレーズンパンが大好きな消費者代表の3 名、そして審査委員長のジェフリー N. マクニール駐日代表の10 名によって行われました。
前日の仕込み作業(4 時間)、当日の約6 時間に及ぶ実技審査の後、ファイナリストによる、それぞれの作品の製作意図や工程などについてプレゼンテーションと質疑応答、試食審査が行われ、厳正なる審査の結果、11 名の入賞者が決定しました。
第18回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテストカリフォルニア・レーズン大賞は、敷島製パンの橋本 美帆氏、サンジェルマンの山崎 豊氏、ポンパドウルの立木 理恵子氏に決定!
各部門より1 名ずつ選ばれる<カリフォルニア・レーズン大賞>は、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」では、橋本 美帆氏(敷島製パン)が赤ワインの香りとコク、レーズンの美味しさが楽しめる『赤ワイン&レーズン 3枚スライス』で、「インストア・リテール ベーカリー製品部門」では、山崎 豊氏(サンジェルマン) がお酒と共に楽しめるレーズンたっぷりの『ソーシソン・レザン』で、そして「規定作品部門」では、立木 理恵子氏( ポンパドウル) が、レーズンの高い栄養価に着目し様々な栄養素が取れる『毎日健康レーズンパン』で、受賞しました。
<カリフォルニア・レーズン金賞>は、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」では、吉田 晋氏( ぐしけん)が香ばしいダッチトッピングとレーズン生地の組み合わせが絶妙な『レザンダッチ』で、「インストア・リテールベーカリー製品部門」では、生井 由香里氏(K. YOKOYAMA)が1週間漬け込んだレーズンで日数をおいても美味しい『レーズンの宝石箱』で、そして「規定作品部門」では、中島 庸博氏(神戸屋)が、パン屋さんにしかできない"お祝い"をレーズンパンで表した『Célébration』で選ばれました。
<カリフォルニア・レーズン特別賞>には、ホールセール・コンビニエンス製品部門から山中 康央氏( 日糧製パン) がクッキー生地、しっとりレーズン生地、ラムレーズンフィリングの3つの食感が楽しむことができる『シナモンクッキーレーズン』で、インストア・リテールベーカリー製品部門から、矢ヶ崎 正愛氏(パシフィック洋行)が、マラソンの優勝者に授けられる月桂樹の冠をイメージし、縁までレーズンの風味が楽しめる『アポロン 〜レザン・ルージュ・ローレル〜』で受賞しました。3 名の消費者代表審員によって選ばれる<消費者推薦賞>には、規定作品部門から金剛 正志氏(川島屋)が、レーズンたっぷりの日持ちのするハード系のパン『レーズン・フォルヴェルト』で、<カリフォルニア・レーズン駐日代表賞>には、ホールセール・コンビニエンス製品部門から杉山 正晃氏(フジパン)が、レーズンと合うりんごとくるみの生地をサクッとしたマカロン生地で包んだ『レーズンマカロンブール』で、インストア・リテール ベーカリー製品部門から、増山 進一氏(山崎製パン)が、天日干しのカリフォルニア・レーズン発酵種を使った『レーズンドーム』で、選ばれました。
駐日代表賞は、両作品とも非常に素晴らしく、どちらか1 作品に決めかねたため、本年度は特別に2 作品の入賞となりました。入賞した11 名には、表彰盾と、副賞として、カリフォルニア・レーズンの故郷「フレズノ研修旅行」が贈呈されました。
表彰式でマクニール駐日代表は、「今年はここ数年の中では最多の応募数であり、北海道から沖縄まで全国から269 作品の応募が寄せられました。応募総数が多いということは、今年のコンテストは、それだけ高いレベルのコンテストであったことを意味しています。このコンテストで開発されたすばらしい作品がそれぞれの店舗にて商品化され、自分自身で購入するために店舗にお伺いすることを大変楽しみにしております。カリフォルニア・レーズンは栄養価に優れ、天日干しという自然の製法で作られるパンの原料です。そのレーズンを使ったパンは、これから消費者がますます要望する商品だと思います。」と述べました。そして22 名のファイナリスト全員にゴールドメダルを授与した後、各賞の発表と表彰盾の授与が行われ、審査員を代表して増田信司氏、竹谷光司氏が審査総評を行いました。表彰式に続いて行われたレセプションは、ファイナリストがお互いに情報交換をしたり、また記者の質問に答えたり、和やか雰囲気の中で終了致しました。
カリフォルニア・レーズン大賞受賞作品「赤ワイン&レーズン 3枚スライス」(橋本 美帆氏・敷島製パン)、カリフォルニア・レーズン金賞作品「レーズンの宝石箱」(生井 由香里氏・K.YOKOYAMA)は、現在販売中です。その他にも、入賞作品の中には早くも商品化が決定しているものもあり、今後、続々と店頭に並ぶ予定です。
カリフォルニア・レーズン協会では、今後もコンテストやセミナーを通して、カリフォルニア・レーズンの使い方や新製品開発のアイデアを提供します。各コンテストやセミナーの情報、およびレシピ等は、協会のホームページでも紹介しています。
審査総評:
増田信司氏(増田企画 代表)
増田氏は、「今回の応募作品、269 作品の中でも自家製酵母を使用した作品が25%も占め、レーズン種が多く見られました。他に酒種、ホワイトサワー、ライサワー、穀物酵母などが採用されていました。市販のイーストとの併用も見られ、これは生産性の向上、パンのボリュームをあげる、老化を遅くするなどの目的で使用されたのでしょう。インストア・リテールベーカリー製品部門では前年に比べ、リーンな配合が減少し、ブリオッシュ、ペストリー、クロワッサンなどリッチな配合が約2/3 ぐらい占めていました。フィリングには香辛料や紅茶を使ったものが増えています。ホールセール・コンビニエンス製品部門では、毎年リッチなレシピが主であるが、今年はハウスブレッドをスライスしている作品も見られました。コンビニでも高級品が求められているという背景を受け、自家焼きパンが取り入れられてきているのではないでしょうか。規定作品部門では、今年は、リーンなものとリッチなものに分かれていました。フィリング、トッピングについては年々様々な材料が使われるようになってきています。その部分にこだわっている傾向が見られますが、レーズンを主役にした新製品の開発をしてもらいたいと思います。このコンテストで18 年前に賞を取った方々も、現在業界の中でリーダー的役割を果たしています。今回の入賞者の皆さんには、あと10 年、20 年後にはこの業界を引っ張って行くようなリーダーになってほしいと思います。そういう意味で、色々な勉強をしながら、感性を豊かにしバランスのとれた逆境に負けない強い人間を目指してほしいと思っています。」と講評しました。
竹谷光司氏(製粉協会 理事 製粉研究所長)
竹谷氏は、「皆さん緊張の中でも、自分を出し切って、自分の技術を出し切って、2 日間一生懸命やっていただいたと思います。このコンテストの雰囲気と、技術を是非後輩に伝えていただきたいと思います。そして、10年後には業界のリーダーとして、この業界を引っ張って行けるように後輩を育てて行ってほしいと思います。」と講評しました。
消費者代表審査員のコメント
一般消費者の生の声を反映させる審査方法として、毎年レーズンパンが大好きな消費者を募り、3 名が消費者代表審査員として審査に参加しています。今回参加した3 名の消費者審査員は、「今までのレーズンパンの概念を覆すようなパン作品が多く驚きました。どれも美味しく審査が大変でしたが面白かったです。」、「自宅の近くに、入賞者のほとんどのお店があるので、是非買いに行きたいと思います。」、「レーズンが色々な素材と合うことが新しい発見で、とても新鮮でした。この新たな組み合わせがさらに広がり、栄養的にも味的にもレーズンの特長を生かした食事パンを待っています。」と述べました。
カリフォルニア・レーズン大賞受賞者のコメント
ホールセール・コンビニエンス製品部門: 橋本 美帆氏(敷島製パン) 『赤ワイン& レーズン3枚スライス』赤ワインとレーズンをたっぷりと使い、ワインの香りとコク、そしてレーズンのおいしさのハーモニーが十分に楽しめます。大きさは女性のバックに入るものとし、バターやチーズともあいますので、朝食として、また夕方まで残っていたら、チーズやワインとともに楽しんでいただけたらと思います。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、ホールセールの焼パン型に入れてスライスしたパンでは珍しいほどふんだんに、レーズンを使ったことです。
インストア・リテール ベーカリー製品部門: 山崎 豊氏(サンジェルマン)『ソーシソン・レザン』
大人がお酒と共に楽しめる、白カビを纏ったサラミソーセージをイメージし、今回は大地の恵みのレーズンを使った大人のための贅沢なパンを開発しました。また、お酒に合うレーズンパンを目指すとともに一度にたくさんのレーズンが摂れる栄養価の高い体にやさしい製品を目指しました。香辛料やキルシュ酒にレーズンを中心にドライフルーツを漬け込み、レーズン種のブリオッシュ生地でまとめ、保存性もあります。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、レーズンの皮の硬さを計算し、戻し方や、混ぜ込み方を調節しました。
規定作品部門: 立木 理恵子氏(ポンパドウル) 『毎日健康レーズンパン』
15 年間、パンを作り続けてきましたが、昨年出産をし、子供の食物アレルギーに直面したことで、改めて食生活の大切さを実感しました。安心できる材料を使い、ほんとうに体に良い、食べて健康になるパンを開発したいと思いました。そこで、栄養価の高いレーズンとともに、全粒粉、アマニ、かぼちゃ、豆乳といった健康効果の高い素材を組み合わせ、このパンひとつで、様々な栄養素がバランスよく摂れるように、また何も付けずにそのまま食べられるよう工夫しました。カリフォルニア・レーズンの使い方で工夫した点は、今回はレーズンを蒸すことで、レーズンの甘味が増すとともに、水分を閉じ込めることができました。
※他の入賞作品の画像をご希望の方は、お手数ですが下記、広報担当までご連絡ください。
5 月1日はカリフォルニア・レーズン デー
ぶどうの花が咲き、実をつけ始めるころ
5 月1 日は、「カリフォルニア・レーズン デー」です。この時期は、カリフォルニア・レーズンとなるぶどう"ナチュラル・シードレス" の花が咲き、実をつけ始める頃。はじめは小さな実ですが、その一粒一粒がカリフォルニアの太陽をいっぱいに浴びて大きくなり、やがて立派な房へと成長します。
そして真夏の太陽のもとで美味しいカリフォルニア・レーズンとなるのです。
カリフォルニア・レーズンとは ? 太陽の恵みが凝縮されたバランス栄養食品カリフォルニア・レーズンは、米国カリフォルニア州の太陽のもとでみずみずしく熟したぶどうをじっくりと天日干ししてつくられます。1kgのぶどうからできるレーズンは、わずか200g。栄養価も凝縮され、塩分バランスを整えるカリウムや、赤血球の形成に役立つ鉄、銅、タンパク質の代謝を促すビタミンB6など様々なビタミン、ミネラル類をまんべんなく含んでいます。カルシウムとマグネシウムは骨の形成に理想的な2:1の割合で、さらに、腸内環境を整える食物繊維や酒石酸、抗酸化作用で注目されるポリフェノール類、
脳の唯一のエネルギーとなるブドウ糖など、毎日の健康に有益な天然成分を含んだ理想的な食品といえます。ナチュラルなカリフォルニア・レーズンは、最新のテクノロジーによる品質管理とアメリカ農務省の厳しい審査により確かな品質をお届けしています。
カリフォルニア・レーズン協会とは:
カリフォルニア産レーズンの約3,000の生産者および25社の加工業者を代表する機関です。1949年の設立以来、カリフォルニア州食品産業局の管轄のもとに幅広い活動を行っています。その主な役割は、レーズンに関する各種研究調査の他、需要拡大を目的とする宣伝、販売促進、PR諸活動の企画・実施などです。
日本での活動は、1961 年より、業界や消費者に向け、セミナー、コンテスト、キャンペーン、シンポジウムなどを幅広く展開する他、ホームページでの情報発信、販促ツールの制作、各業界団体活動への協賛、展示会への出展など、多角的なプロモーション活動を行っています。
カリフォルニア・レーズン協会 http://www.raisins-jp.org
このリリースに関するお問い合わせ先:
カリフォルニア・レーズン協会 広報代行
株式会社つきプランニング 担当:長田、初鳥、長岡
Tel: 03-3437-6051 Fax:03-3437-6052
このリリースのPDFのダウンロードはこちら










