ニュース&トピックス

2011/06/08ドライフルーツと生鮮果実を同等とする新報告

世界の科学者がドライフルーツを食生活勧告において生鮮果実と同等とみなすことを推奨

ブダペスト(ハンガリー)発--2011年5月21日開催された第30回世界ナッツ・ドライフルーツ会議において国際的に著名な健康科学の研究者たちが、世界の食品政策立案者に対してドライフルーツを食生活勧告において生鮮果実と同等とみなすことを推奨する見解を発表した。この発表では、世界中の政策立案者がアプリコット(干しアンズ)、干しリンゴ、デーツ(干しなつめやし)、フィグ(干しイチジク)、レーズンおよびスルタナ(干しブドウ)、プルーン(干しプラム)等の伝統的なドライフルーツを生鮮果実と同等の食品として推奨すべきであるとの認識が示されている。
第30回世界ナッツ・ドライフルーツ会議は国際ナッツ・ドライフルーツ財団(INC)の主催により、ドライフルーツの業界代表者と研究者を一堂に会した国際会議である。この会議では、米国、ギリシア、トルコ、日本、英国の13人の研究者の共同研究による「伝統的なドライフルーツ:果実の摂取に関する食生活勧告に合致する貴重な食材(Traditional Dried Fruits: Valuable Tools to Meet Dietary Recommendations for Fruit Intake)」と題する論文(http://www.nutfruit.org/inc-projects/driedfruits/で参照可能)が注目を集めた。

第30回世界ナッツ・ドライフルーツ会議の研究発表において、ミネソタ大学のダニエル・D・ギャラハー博士、ハロコピオ大学のアンドリアナ・カリオラ博士、リーズ大学のゲーリー・ウィリアムソン博士は、世界中の果実・野菜摂取に関する食生活勧告にドライフルーツを生鮮果実と同様に盛り込むべきであるとの上記論文の見解を支持した。
「ドライフルーツは、食品中の総繊維および水溶性繊維の貴重な供給源であり、生鮮果実と同様に血糖インデックス(GI)値が低く、様々な点でメタボリック症候群の防止に重要な役割を果たすことができる」とギャラハー博士は述べている。
また、カリフォルニア・ドライフルーツ連盟の健康栄養学研究コーディネーターのアリアンナ・カルギ博士によれば、ドライフルーツは食物繊維の供給源であるばかりでなく、世界の食生活における最大のカリウムの供給源の1つになっているとのことである。さらにドライフルーツは、近年ますます重要性を増している一連の生物活性フェノール化合物に加え、それぞれの果実に特有のビタミンやミネラルも含んでいる。
「植物性ポリフェノールが心臓病の予防に役立つことはほぼ疑いない事実である。健康への影響は複雑であり、抗酸化物質のように単純でなく、様々に異なる方法で機能するように思われる」と前述のウィリアムソン博士は述べている。「ドライフルーツを含む一部の果実は様々なポリフェノールを多量に含んでおり、その健康上の効果に関する研究は始まったばかりである」
研究者は、ドライフルーツが生鮮果実ほど健康に良いものではないという根強い誤解を解くだけでなく、ドライフルーツの追加的な利点について強調する研究成果を示している。
「我々のドライフルーツ(ギリシア産干しブドウ)に関する研究の結果、ある形式の試験管内発ガンを抑制することが示されている。そのメカニズムは不明であるが、抽出物がガン細胞の増殖を止め、ガン細胞を消滅させ、炎症を抑制すると見られている」と上述のカリオラ博士は述べている。
栄養学的な見地からドライフルーツを比較する際に直面する共通の問題の1つは、たとえば100g当たりのように重量ベースによる比較が一般に行われていることである。当然のことながら、ドライフルーツは乾燥の過程で水分が除去されるため、一見すると生鮮果実に比べて糖度がきわめて高くなり、ドライフルーツの糖分について賛否両論を生じさせている。
しかし、一人前の分量と水分含有量を考慮すると、ドライフルーツにおける天然の果糖とカロリーは同種の生鮮果実と同等になる。
果実と野菜の消費量が増加すれば、肥満と生活習慣病の発症率が低下することが立証されている。しかし、周知活動や教育上の取組みにもかかわらず、依然として世界中の果実と野菜の推奨摂取量と現実の消費量の間には大きなギャップが存在している。
すでにアルゼンチン、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、英国、米国における公式の食生活勧告には、生鮮果実とともにドライフルーツが盛り込まれている。その他の国の政策立案者は、上記の国に続き、ドライフルーツを果実・野菜摂取の推奨ガイドラインに含めるべきである。
ドライフルーツは、栄養学的に重要な成分を含み、一般に腐敗しにくく、保管や持ち運びが容易で一年中入手可能であり、比較的価格が安いことから、果実の総消費量を増加させる重要な手段になっている。
ドライフルーツを栄養学的に生鮮果実と同等とする科学的な根拠は政策立案者の食生活勧告の改善に寄与するだけでなく、世界中の人々に健康的な食生活を提案することにもなる。

INC財団はレウス(REUS, スペイン)に本部を置く非営利組織であり、ナッツおよびドライフルーツに関する科学的・栄養学的な研究の実施および振興、国際協力の推進、ナッツおよびドライフルーツの健康、栄養、科学的な問題に関する国際的な情報源としての地位の確立を目的として活動している。

「伝統的なドライフルーツ:果実の摂取に関する食生活勧告に合致する貴重な食材(Traditional Dried Fruits: Valuable Tools to Meet Dietary Recommendations for Fruit Intake)」の全文は、寄稿者の略歴、関連の図表、統計、参考資料とともに下記リンクから参照可能である。
http://www.nutfruit.org/inc-projects/driedfruits/
サマリー・ステートメントと図表および画像については、PDFファイルが入手可能である。

さらに詳細な情報については、以下にご連絡ください。
連絡先(ヨーロッパ):
Jennette Higgs--栄養士、メディア・スペシャリスト(INC学術・政府関連業務委員会)
電話: +44 (0)1327 354632
電子メール: jennette@foodtofit.co.uk

連絡先(米国): Rich Peterson--エグゼクティブ・ディレクター(カリフォルニア・ドライフルーツ連盟)
電話: +1 916 565-6232
電子メール: rpeterson@cdpb.org

 

<本件に関するお問い合わせ>
担当:岩崎麻里 / 金子美和
California Prune Board Japan Marketing Office
c/o UNIFLEX MARKETING, INC. Pacific Bldg.,3F, 1-5-3 Higashiazabu Minato-ku, Tokoyo 106-0044 Japan

カリフォルニア プルーン協会 日本マーケティング事務所
〒106-0044 東京都港区東麻布1-5-3パシフィックビル3F ユニフレックスマーケティング株式会社内
TEL: 03-3584-0866 FAX: 03-3505-6353
E-mail:info@uniflex-marketing.com



上記リリース内容及び詳細PDFのダウンロードはこちら  pdficon_large.gif

ページトップへ